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井上芳雄が七変化、木村花代&上白石萌歌と織りなす「星の王子さま」

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りゅーとぴあプロデュース「星の王子さま」より。

りゅーとぴあプロデュース「星の王子さま」より。

りゅーとぴあプロデュース「星の王子さま」の東京公演が、8月8・9日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて行われた。

りゅーとぴあ演劇部門芸術監督の笹部博司が上演台本・演出を手がける本作は、サン=テグジュペリの童話を原作とした音楽劇。キャストに井上芳雄木村花代上白石萌歌の3人を迎え、小惑星からやってきた王子の旅路を、ピアノ、バイオリン、チェロの生演奏に乗せて描き出していく。

ストーリーテラーとなる飛行士と6つの星の住人役を演じるのは、“ミュージカル界のプリンス”として親しまれている井上。ミュージカル「ミス・サイゴン」のエレン役などで知られる木村がバラ、きつね、へび役を務め、TOURSミュージカル「赤毛のアン」でアン・シャーリー役を務めた上白石が、本作のタイトルロールとなる王子さま役を演じる。

サハラ砂漠に不時着した飛行士のもとに現れたのは、とある小惑星からやってきた王子。彼は、自分の星で大切に育てていたバラの花とけんかしたことをきっかけに、ほかの星を旅している最中だった。柔らかな声色で井上が物語を牽引する中、王子に扮した上白石が軽やかに舞台上を駆け回る。井上はストーリーテラーのほか、王子がこれまでに出会ってきた王様やうぬぼれ男、のんべえ、ビジネスマン、点燈夫、地理学者の6人をコミカルに演じ分け、上白石との軽快なかけ合いで観客を「星の王子さま」の世界へと引き込んでいく。

木村は真っ赤な花びらを模したドレスや、妖艶なヘビをイメージした衣装など、それぞれのキャラクターをイメージしたコスチュームで登場。そして3人は、本作のメインテーマとなる楽曲「一本のバラ」や、それぞれのソロナンバーを披露しながら、王子の旅の足跡を辿っていく。またTHE CONVOYの舘形比呂一が手がけたポップなダンスや、3人が織りなすアドリブも本作の見どころとなっている。

東京公演初日となった8月8日、早くもテレビ放送が決定。「星の王子さま」は、9月30日20:30からWOWOWライブにてオンエアされる。

WOWOWライブ「井上芳雄 音楽劇『星の王子さま』」

2017年9月30日(土)20:30~

原作:サン=テグジュペリ
上演台本・演出:笹部博司
出演:井上芳雄木村花代上白石萌歌

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