「こち亀」カラー銅像お目見え！除幕式でラサール石井「感動して泣きそう」

「祝！超豪華こち亀銅像15体目完成記念 銅像除幕式」が本日8月7日、東京・JR亀有駅南口にて行われ、9月上演の「舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所」に出演するラサール石井、ユージ、原幹恵、そして原作者の秋本治が登場した。

イベントは、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の連載40周年を記念して建立された銅像をお披露目するもの。両津勘吉、中川圭一、秋本・カトリーヌ・麗子の3キャラクターが1組になった銅像は、亀有地域の中にあるものの中で15体目となる。

青木克徳葛飾区長らが式辞を、来賓が祝辞を述べたあとに登壇した秋本は「今回の銅像はいつもとちょっと異なりまして、僕の希望で『カラーの銅像にできないか』というご相談を区に申し上げたんです。両さんはマンガ、アニメのキャラクターなので、できればカラーの方が写真撮影したときに映えるのではと思いまして」と彩色された銅像を建てたいきさつを紹介。式の前に実物を目にした感想を「メタルの上に塗ってある色がすごくキレイ。両さんの等身大フィギュアみたい」と述べ、「20体目くらいには（関節などが）動く両さんができたらいいなと思います」と今後の展開へ期待を語った。

除幕式に移ろうとする司会を「ちょっと待ったぁ！！！」と遮って登場したラサールは、自身が舞台で扮する両津の衣装で登場。「新しい銅像ができあがったというので駆けつけて参りました！な、中川？」と、同じく中川の衣装に身を包んだユージに呼びかける。ユージは「亀有のみなさん、こんにちは！」と朗らかに挨拶。麗子を演じる原も衣装で登場し「両ちゃん、私たちの銅像ができるなんてうれしいわね！」とキャラクターになりきって語りかけた。

ラサールは約1カ月後に控えた公演初日に向けて「ただいま稽古中でございまして、がんばってやっております」とコメント。またマンガやゲームを原作とした2.5次元舞台の海外進出を話題に挙げ、「『どのアニメを舞台化してほしいか』というアンケートを海外で行ったところ、台湾で『こち亀』が1位になったそうですよ！海外からも銅像を見に続々と亀有にいらしているということですので、我々も初日に向けてがんばっていきたいと思います」と意気込んだ。

7月に亀有で行われた舞台版のPV撮影について問われたユージは、現場での失敗談を披露。「中川くんは結婚していないけど、僕は結婚していて子供が3人いるんですね。PV撮影のとき、あるシーンで指輪を外し忘れてですね」と明かし、「気まずくて言うタイミングを逃していたんですけど、いま暴露してみました。PVを観ていただくいいきっかけになるかと思いまして（笑）」と続けると、観客から大きな笑い声が上がった。

原は「こんなにたくさんの方に愛されている作品に携われることを幸せに思っています」と出演の喜びを語る。PV撮影でのダンスシーンについては、「みなさんの練習風景を見ていたら本当にお上手で不安になってきてしまって。急遽みなさんに混ざって練習したことがいい思い出です。たくさんの方のご協力ですてきなPVに仕上がりましたので、ぜひご覧ください！」と笑顔を見せた。

像を覆っていた幕が取り払われると、ラサールは「感動して泣きそうです」と喜びを噛みしめ、舞台版の成功を誓った。「舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所」は、9月9日から19日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo、9月23日から25日まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。

※動画は現在非公開です。