「暁のヨナ」開幕！新垣里沙が弓を操る迫力アクション連発

「暁のヨナ」が、本日3月16日に東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIにて幕を開けた。

「暁のヨナ」は花とゆめ（白泉社）にて連載されている同名マンガが原作。国を追われ放浪の旅に出たヨナ姫が、護衛のハク、ヨナの元に集結した四龍とともに国を守らんと奮闘する大河ファンタジーロマンだ。舞台ではアニメ「金田一少年の事件簿R」やドラマ「コドモ警視」などの脚本でも知られる、劇団アメリカンコミックシアターのますもとたくやが演出を担当した。

序盤のエピソードも交えつつ、中心となって展開されるのは原作の単行本14～16巻にあたる水の部族編のストーリー。水の部族領で闇商人により麻薬が蔓延している惨状を知ったヨナは、苦しんでいる人々を救うことを決意する。ヨナを演じる新垣里沙は、弓を使ったアクションに初挑戦。何も知らないお姫様だったヨナが武器を手に取り、凛々しく戦いに向かっていく姿に注目したい。

また松下優也は“雷獣”の名を持つハクを気迫たっぷりに演じ、大刀を振り回す姿も気合い十分。木村達成演じるジェハの鋭い蹴りや、橋本祥平演じるゼノの天真爛漫さなど、原作のキャラクターの個性もキャストたちによってしっかりと表現されている。席につく前から作品世界に引き込まれるような演出も用意されているので、ぜひ会場で確かめてほしい。

公演は3月21日まで。なおアフタートークが行われる公演もあるほか、21日の12時公演終了後には新垣里沙とX4によるアフターライブが開催され、本作のイメージソング「月の光」「誓い」が披露される。