ピエール瀧が落語の真打ちに、映画「落語物語」今春公開

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落語家・林家しん平が監督、脚本、原作を手がけた映画「落語物語」が3月に全国公開。この映画で、ピエール瀧が主要キャストの1人に起用されている。

写真は映画のメインカット。左からピエール瀧(今戸家小六)、柳家わさび(春木真人 / 今戸家小春)、田畑智子(山岸葵)。(C)2011「落語物語」製作委員会

写真は映画のメインカット。左からピエール瀧(今戸家小六)、柳家わさび(春木真人 / 今戸家小春)、田畑智子(山岸葵)。(C)2011「落語物語」製作委員会

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ピエール瀧扮する今戸家小六。瀧はしん平監督から「古典落語とは演者が工夫を加えて自分のレパートリーにしていくもの」と教えてもらい、「ひとつ足すことで小六になりきれる」と解釈。多くのシーンでアドリブを連発し、そのセンスを監督に絶賛された。ちなみに劇中で演じる古典落語の演目は「強情灸」。(C)2011「落語物語」製作委員会

ピエール瀧扮する今戸家小六。瀧はしん平監督から「古典落語とは演者が工夫を加えて自分のレパートリーにしていくもの」と教えてもらい、「ひとつ足すことで小六になりきれる」と解釈。多くのシーンでアドリブを連発し、そのセンスを監督に絶賛された。ちなみに劇中で演じる古典落語の演目は「強情灸」。(C)2011「落語物語」製作委員会

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田畑智子扮する山岸葵。落語家としては芸も地位もあるが、実生活ではのほほんとした頼りない亭主である小六を支える、チャキチャキの下町っ子の女房という役柄だ。小六は葵にぞっこん。(C)2011「落語物語」製作委員会

田畑智子扮する山岸葵。落語家としては芸も地位もあるが、実生活ではのほほんとした頼りない亭主である小六を支える、チャキチャキの下町っ子の女房という役柄だ。小六は葵にぞっこん。(C)2011「落語物語」製作委員会

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瀧(写真左)に演技指導を行うしん平監督(写真右)。瀧が劇中で身に付ける着物は、主にしん平監督のもの。(C)2011「落語物語」製作委員会

瀧(写真左)に演技指導を行うしん平監督(写真右)。瀧が劇中で身に付ける着物は、主にしん平監督のもの。(C)2011「落語物語」製作委員会

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「落語物語」は、引っ込み思案な若者がたまたま寄席で聴いた落語にひかれ、その噺家の家に住み込みで弟子入りし一人前の落語家を目指すという、笑いと涙に包まれた人情話。瀧はこの映画で、メインキャストである落語家・今戸家小六を力演。また二ツ目の落語家である柳家わさびが小六の弟子になる若者を、女優の田畑智子が小六の女房・葵に扮する。そのほか柳家権太楼、春風亭小朝、三遊亭時松、柳家小権太、隅田川馬石、古今亭志ん橋、三遊亭小円歌、柳家喬太郎、桂文楽といった落語家や石橋杏奈、嶋田久作ら個性派俳優が脇を固める。

林家しん平監督は瀧について「普段大勢の観客の前での喋りやギャグに慣れてるから、笑いのセンスがいい。だからわざとキャラ付けをせず、彼自身が持ってる人間性を出すよう心掛けました」と脚本でも瀧のキャラクターを生かしたとコメント。瀧本人は落語家という役どころについて「もし落語に詳しかったら、受けなかったかも知れませんね。だから落語家というより、東京で奥さんと暮らすノホホンとしたオジサンというスタンスで演じました」と語っている。

映画「落語物語」は3月12日より東劇ほか全国で上映開始。

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読者の反応

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だい @dai19751

#tama954 #radiko #tbsradio さすが以前映画で噺家役をやってただけのことはある、瀧氏の飲み真似だった。 ピエール瀧が落語の真打ちに、映画「落語物語」- 音楽ナタリー https://t.co/wBiEUQ5Evb

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