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宇多田ヒカル、気鋭映像作家とタッグ組んだ「忘却」MVフル尺公開

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宇多田ヒカル「忘却 featuring KOHH」のワンシーン。

宇多田ヒカル「忘却 featuring KOHH」のワンシーン。

宇多田ヒカルの最新アルバム「Fantome」より「忘却 featuring KOHH」のミュージックビデオがYouTubeにてフルサイズで公開された。

CD出荷およびデジタル配信を合わせて100万枚のセールスを記録した「Fantome」の中でも、KOHHとの共演がひと際話題を集めた同曲。注目の若手をフィーチャーした楽曲同様に、宇多田はMVでも気鋭の映像作家を起用した。

監督を務めたのは、yahyelのメンバーであり、Yogee New WavesやSuchmosのMVを手がけるdutch_tokyoこと山田健人。彼は「映像監督としてこのような音楽に意味を視覚付けすることは、別のチカラを与えることでもあり、その全てを映像の一つ一つに落とすということであります」と制作にあたって意図したことを明かすと共に、「素晴らしい曲の価値をただのビジュアルの消費にしないような映像にできたと思っています」と出来栄えに自信をうかがわせている。

山田健人 コメント

監督させて頂くにあたって一番大切にしたことは、余計なものがない純粋な“ミュージック”・ヴィデオであることにこだわるということです。
お話を頂いて改めてこの「忘却」という音楽と向き合って感じた、宇多田さん、KOHHさんそれぞれの世界は、あらゆる経験の還元された表現でした。
映像監督としてこのような音楽に意味を視覚付けすることは、別のチカラを与えることでもあり、その全てを映像の一つ一つに落とすということであります。
5分間、他の一切の感覚をなくすような没入感、神々しさ、生と死、意識と無意識、存在と不在、認知、主観と客観…
あえて文字にするとそのような世界観を持った映像です。
素晴らしい曲の価値をただのビジュアルの消費にしないような映像にできたと思っています。

※「Fantome」の「o」はサーカムフレックス付きが正式表記。

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