スタメンKiDS、初のメインアクトライブ大成功！全国の仲間とお祭り騒ぎ

スタメンKiDSが6月18日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、ライブイベント「スタメンKiDSワンマン?! まだはやーい!! みんなで踊ろうステージ1 2」を実施した。

彼らがメインアクトとしてライブを開催するのは、この公演が初めて。ライブにはあめりかんザリガニ、（えびせん）、EBiDAN TOKYO 39＆KiDS、えびなご（EBiDAN NAGOYA）、Little☆Eの5組、さらに先輩ユニットのMAGiC BOYZが駆け付け、全2公演にわたりにぎやかなステージを展開した。この記事では、第2部の模様をレポートする。

トップバッターで登場したのはえびなご。彼らは元気いっぱいに「エビビ THE エール」を踊ると、M!LKが考案したというポーズを交えて自己紹介する。続く（えびせん）もこの日のために考えてきた“（えびせん）ポーズ”をお披露目し、「恋心」を歌った。Little☆Eはアクロバティックな動きを交えたパフォーマンスで個性を発揮しながら「100年後の空と意地」を披露する。またEBiDAN TOKYO 39＆KiDSのステージにはMAGiC BOYZのメンバーが“乱入”。この日のライブでEBiDAN KiDSを卒業しマジボの一員になるジョーとミロが「Jelly Beans」のラストにセンターの立ち位置でマジボポーズを決めると、リュウト、トーマ、マヒロの3人が舞台袖から現れた。

きょとんとするジョーとミロを前に、トーマは“勝手に卒業証書”を読み上げて2人に手渡した。これを受け取るとミロは「DJやラップをいっぱい勉強して、僕にしかできないことを見つけてがんばりたいです！」、ジョーは「責任を持ってパフォーマンスして、みんなを笑顔にしたいです」とそれぞれに意気込みを語る。2人の意志表明を笑顔で聞いていたリュウト、トーマ、マヒロは「MOTE☆MAGiC」を披露してこの日のライブに華を添えた。

真っ赤な衣装で元気に舞台に現れたのは大阪から来たあめりかんザリガニ。彼らは「BOYS BE WILD!」を歌い踊ると、佐々木頼忠がケガから復帰したことを報告し「7人でパフォーマンスできるのがうれしい！」とコメント。自己紹介では「頼忠の好きなところ」を1つずつ挙げていくという絆の強さを見せた。パワフルなダンスで客席を魅了した7人は「僕たち、超特急さんやPrizmaXさんのように大きくなれるようにがんばります！」と語り、メインアクトのスタメンKiDSにバトンをつないだ。

スタメンKiDSのライブは、1752年の江戸を舞台にしたお芝居仕立てで進行した。第九代将軍の徳川家重が作った悪法「美男子戒めの令」から逃れるため、メガネで変装しながら寺子屋に通う男の子を演じる7人は、女性教師とにぎやかにやりとりを繰り広げる。女性教師は授業の中で、幕府の手にかからないための特訓として“イケメンに見えない”特技の披露を7人にリクエスト。しかし、りきまるが得意のけん玉で難易度の高い技を決めたり、長崎大晟が“壁ドンからの顎クイ”をしてみせたりと女性教師の期待を裏切るカッコいい特技の連続に、会場からは笑いと大きな歓声が贈られた。

ライブパートでは「こえど行進曲」「てらこや」といったナンバーで観客を盛り上げた7人。「てらこや」ではファンからのコールも飛び、スタメンKiDSはステージを大きく使って笑顔でこの曲をパフォーマンスした。クライマックスでは幕府の追手に見つかり捕らえてしまった7人だったが、実は剣の達人だった女性教師の活躍もあり無事に牢屋を脱出することに。ラストの「まつりBAYASHI!」は7人によるアカペラから曲がスタートし、彼らはドラマティックにステージのラストを飾った。公演は出演者全員による「けもパン世界タイトルマッチ」で終幕。スタメンKiDSの7人は「ありがとうございました！」と元気よく声を合わせて、初めてのメインアクトライブを締めくくった。なお彼らは8月20日と21日に千葉・QVCマリンフィールドおよび幕張メッセで行われるロックフェス「SUMMER SONIC 2016」の「SIDE-SHOW」ステージで実施される企画「IDOL SONIC」に出演が決定。スタメンKiDSのライブは20日に行われる。