ウソツキ、憧れの渋谷QUATTROでツアー終幕「みんなと一緒に進んでいきたい」

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ウソツキが昨日12月3日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて、ライブツアー「みんなでウソツカナイト」の千秋楽にあたるワンマンライブを開催した。

「1st Full Album スーパーリアリズム release Tour『みんなでウソツカナイト』」渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:山野浩司)

「1st Full Album スーパーリアリズム release Tour『みんなでウソツカナイト』」渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:山野浩司)

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スーパーリアリズム

ウソツキ「スーパーリアリズム」
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「1st Full Album スーパーリアリズム release Tour『みんなでウソツカナイト』」渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:山野浩司)

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昨年ミニアルバム「金星人に恋をした。」でUK.PROJECTからデビューを果たし、今年1月に2ndミニアルバム「新木場発、銀河鉄道は行く。」を発表したウソツキ。2枚のミニアルバムを経て、10月に発表した1stフルアルバム「スーパーリアリズム」はタワーレコードのバイヤーが選ぶ「タワレコメン」に選出された。そんな「スーパーリアリズム」のリリースを記念して開催されたこのツアーは11月3日に長野・ALECXで開幕。彼らは1カ月をかけて全国10カ所を回り、長年憧れだったという渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブに臨んだ。

オーディエンスのクラップに迎え入れられたウソツキはアルバム「スーパーリアリズム」のオープニングを飾るナンバー「ミライドライバー」でライブの口火を切る。最初は緊張気味の様子のメンバーだったが、代表曲の1つである「金星人に恋をした」に突入した途端に表情が晴れやかに。ミラーボールの光が照らすフロアで手を掲げるオーディエンスを眺めながら、のびのびとプレイした。

竹田昌和(Vo, G)(撮影:山野浩司)

竹田昌和(Vo, G)(撮影:山野浩司)[拡大]

竹田昌和(Vo, G)は「このツアー中にウソツキのお客さんは俗に言う“ぼっち参戦”が多いという話を聞いたんです。1人でライブに来るってすごく勇気のいることだと思うんですけど、それでも足を運んでくれるっていうことは寂しいからなんじゃないかなって。それって僕と一緒だなと思ってすごくうれしかった」と語る。「今日はみんなに歌いたい歌がたくさんあるから、泣いて、笑って、解放して帰ってほしい」という言葉に続いて届けられたのは、ウソツキ流のダンスナンバー「旗揚げ運動」。タイトルの通り「右手を上げて 左手を下げて」という旗揚げ運動の号令を模した歌詞で始まるこの楽曲では、ミュージックビデオでメンバーが踊っているダンスを吉田健二(G)がレクチャーし、観客たちが同じダンスを踊って一体感を作り上げた。

「1st Full Album スーパーリアリズム release Tour『みんなでウソツカナイト』」渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:山野浩司)

「1st Full Album スーパーリアリズム release Tour『みんなでウソツカナイト』」渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:山野浩司)[拡大]

その後は藤井浩太(B)のうねるベースラインが印象的な「Roll Roll Roll」、吉田のギターソロが炸裂した「水の中からソラ見てる」など「スーパーリアリズム」収録のロックナンバーが続き、オーディエンスは手を挙げたり身体を揺らしたりと思い思いに楽曲を堪能する。中盤ではウソツキがバンドとして初めて作った楽曲「1、2、3、」や、スケール感のある「明日世界は終わらない」などミドルテンポのナンバーが届けられた。終盤に林山拓斗(Dr)のゆったりとしたドラミングに乗せて演奏されたのは「ピースする」。じゃんけんを題材に平和を歌うこの楽曲が終わると、観客たちは竹田と同様にピースサインを高く掲げた。

竹田が口にした「ここにいるみんなと一緒に進んでいきたい」という思いを込めて、4人は「時空間旅行代理時計」でラストスパートをかける。そして「一日だけヒーロー」を楽しそうにプレイし、代表曲の「新木場発、銀河鉄道」で本編を締めくくった。

アンコールは竹田と観客によるコール&レスポンスから、ウソツキ史上もっともエッジィなナンバー「ネガチブ」でスタート。「きっと友達」と「ダル・セニョールの憂鬱」でシンガロングを巻き起こし、温かな雰囲気を作り上げて4人はステージを去った。アンコールが終わっても鳴り止まない拍手に応えて彼らはダブルアンコールを実施。この日20曲目の楽曲「京葉線SOLDOUT」をもって、「みんなでウソツカナイト」の幕を下ろした。

ウソツキ(撮影:山野浩司)

ウソツキ(撮影:山野浩司)[拡大]

なおウソツキはこの公演で、エイプリルフールに行う恒例のワンマンライブの開催を告知。今回は「劇場版 USOTSUKA NIGHT」と銘打たれ、4月1日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて行われる。バンドのオフィシャルサイトではチケットの先行予約申し込みを12月13日23:00まで受け付けている。

ウソツキ「1st Full Album スーパーリアリズム release Tour『みんなでウソツカナイト』」
2015年12月3日 渋谷CLUB QUATTRO セットリスト

01. ミライドライバー
02. 金星人に恋をした
03. 君は宇宙
04. アオの木苺
05. 過去から届いた光の手紙
06. 旗揚げ運動
07. 春風と風鈴
08. Roll Roll Roll
09. 水の中からソラ見てる
10. 綿飴とりんご飴
11. 1、2、3、
12. 明日世界は終わらない
13. ピースする
14. 時空間旅行代理時計
15. 一日だけヒーロー
16. 新木場発、銀河鉄道
<アンコール>
17. ネガチブ
18. きっと友達
19. ダル・セニョールの憂鬱
<ダブルアンコール>
20. 京葉線SOLDOUT

ウソツキ・ワンマンライブ「劇場版 USOTSUKA NIGHT」

2016年4月1日(金)東京都 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
料金:前売3000円 / 当日3500円(ドリンク代別)
※全席指定

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ウソツキ @usotsukida

渋谷クアトロでのワンマンライブのライブレポートをナタリーが書いてくれました!是非ご覧ください!https://t.co/v7t3C6Vo9z

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