VAMPS、アレキ、OKAMOTO'S登場！ロンドン「JAPAN NIGHT」初日

7月10日（現地時間）にイギリス・indigo at The O2にてライブイベント「JAPAN NIGHT in LONDON」の初日公演が開催された。

イベントは10、11日の2日間にわたって開催。初日にはOKAMOTO'S、[Alexandros]、VAMPSが登場し、現地ファンの前でライブを行った。トップバッターのOKAMOTO'Sは英語で自己紹介、コール＆レスポンスをして観客を盛り上げてから「SEXY BODY」を披露。続く「欲望を叫べ!!!!」ではオカモトショウ（Vo）が畳み掛けるように歌い、間奏ではパーカッションを叩いて楽曲に躍動感をプラスした。「まじないの唄」ではショウのブルースハープも相まってブルージーなアンサンブルが鳴り響き、「マダラ」ではフェイザーの掛かったギターバッキングと、真っ赤な照明がサイケデリックな楽曲の魅力を鮮烈に伝えた。

MCではショウが「初めてロンドンに来た。本当にここに来れてうれしい」と述べる。その後4人は「HAPPY BIRTHDAY」「Let's Go! Hurry Up!」と畳み掛け、場内をハッピーな雰囲気で包み込んでいく。ライブ終盤にはThe Who「The Kids are Alright」のカバーで観客を楽しませ、ラストにアッパーチューン「Dance With You」で大いに踊らせた。

続く[Alexandros]はオープニングSEが流れる中、定位置に付いて音を鳴らす。青白い光を浴びながら「Stimulator」でライブの口火を切り、さらに「Run Away」でパフォーマンスの勢いを加速させていく。「Kick&Spin」ではフライングVに持ち替えた白井眞輝（G）がエッジーなリフを奏で、川上洋平（Vo, G）はハンドマイクでステージ前方に立って力強い歌声を響かせた。

MCで川上は「最高です、ありがとうございます」と日本語で話してから、続けて英語で前日の晩にロンドンに到着したことや、20:00頃でも外が明るくて不思議な気分になったこと、天気の移り変わりが美しいと思ったことなどを伝える。磯部寛之（B, Cho）はイギリスでライブができたことへの感謝を口にした。その後「Dog 3」を演奏し始めるも、川上の機材トラブルにより演奏がストップ。スタッフが対応している間に川上は白井にコード進行を口で伝え、それを察した庄村聡泰（Dr）がカウントを取ってから、バンドは即興でOasis「Wonderwall」のワンコーラスを披露した。またライブ終盤に彼らは「Famous Day」「ワタリドリ」というエモーショナルなナンバーで現地ファンの心をつかんでいき、ラストに「Adventure」を届けた。

VAMPSのライブは「WORLD'S END」からスタート。HYDE（Vo, G）が妖艶かつパワフルな歌声を響かせ、K.A.Zが意気揚々としたパフォーマンスを見せて観客を釘付けにする。続けてソリッドかつヘビーなリフが炸裂する「LIPS」、VAMPSのダークサイドを覗かせる「EVIL」と畳み掛けた。HYDEは「VAMPIRE'S LOVE」「ZERO」で透明感あふれるハイトーンを聴かせ、MCではスペインやフランスから来たと叫ぶファンに声をかけてフレンドリーな様子を見せていた。

ライブの終盤には真っ赤な照明のもと「BLOODSUCKERS」で激しいコール＆レスポンスが繰り広げられた。そして本編を締めくくる「MIDNIGHT CELEBRATION」ではK.A.Zが何度もギター回しを行い、HYDEが仰向けに寝そべり絶叫する。アンコールではマイクスタンドに括り付けた大きなフラッグを掲げたHYDEがステージを闊歩する中、「REVOLUTION II」を観客が合唱。ラストの「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」ではHYDEがフロアに飛び込み、熱狂のうちにイベントの初日を締めくくった。