X JAPANがニコ生に集結!YOSHIKI「来年世界ツアーだ!」

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YOSHIKI(Dr, Piano)が本日9月28日に東京・ニコファーレにて行われたニコニコ生放送のX JAPAN特別番組に生出演。サプライズでX JAPANメンバーのToshl(Vo)、PATA(G)、HEATH(B)、電話出演のSUGIZO(G, Violin)も登場し、メンバーによる公開トークショーが行われた。

X JAPANとは?

1982年にYOSHIKI(Dr, Piano)とToshl(Vo)を中心に結成される。インディーズで絶大な人気を誇り、1989年にアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーシーンに進出する。派手なメイクと衣装に代表される独特のスタイルが大きく注目される一方で、ハイクオリティなヘヴィメタルサウンドと確かな演奏力が高評価を獲得。攻撃的なメタルナンバーとドラマチックなバラードの双方に定評があり、ヴィジュアル系バンドの先駆者的存在としても認知されている。人気絶頂の1997年、ToshIの脱退宣言を機に解散。再結成が熱望されるも翌1998年にHIDEが急逝し復活は絶望視される。しかし2007年10月に突然活動再開を宣言し、復活第1弾となった新曲「I.V.」はハリウッド映画「SAW4」のメインテーマソングに採用された。2008年3月には復活の東京ドームライブを3日間にわたり開催。2009年5月にはSUGIZO(G)が新メンバーとして正式加入した。2010年8月には米の大型ロックフェス「ロラパルーザ」に出演し初の全米ツアーを行ったほか、日産スタジアムでの2DAYSライブも開催。2011年にはヨーロッパ、日本、南米、アジアを回るワールドツアーを、2014年10月にはアメリカ・ニューヨークのMadison Square Gardenでのワンマンライブを成功に収めた。2015年には宮城・石巻 BLUE RESISTANCEで東日本大震災の復興支援チャリティライブを行い、2800万円を超える寄付金を集めた。2017年3月にイギリス・The SSE Arena, Wembley公演を開催し、それと同時にドキュメンタリー映画「We Are X」を公開。5月にYOSHIKIが人工椎間板置換手術を受けたため、7月の日本国内ツアーを急遽アコースティック編成で行った。2018年9月に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールでワンマンライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」を開催。3日目公演では台風の影響により“無観客ライブ”を敢行し、世界に向けてその模様を生中継した。

東京・ニコファーレにて行われたX JAPANトークイベントの様子。

東京・ニコファーレにて行われたX JAPANトークイベントの様子。

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CO2を噴射しながら登場するYOSHIKI。

CO2を噴射しながら登場するYOSHIKI。

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このイベントはX JAPANライブ映像6作品のBlu-rayおよびYOSHIKIのソロアルバム「YOSHIKI CLASSICAL」の発売を記念して企画されたもの。彼らは会場の壁一面に表示されるニコ生視聴者からのコメントを読み上げたり、会場にいるファンからの呼びかけに気さくに応じたりしながら、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。

開始時刻になるとYOSHIKIが会場に向かっている途中であることがアナウンスされ、観客はYOSHIKIの到着までX JAPANのライブ映像を楽しんだ。開始予定時刻から1時間以上が経過する頃、突如会場が暗転し、彼らの代表曲「X」のイントロが爆音で鳴り響く中、YOSHIKIがCO2を噴射しながら登場。ステージから降りてライブさながらにファンを煽り「We are X!」のコール&レスポンスも行った。思わぬ入場パフォーマンスに驚く観客にYOSHIKIは「今日はToshlも来てるんで」と話し、Toshl、PATA、HEATHの3人を次々とステージに招き入れた。

トークショーの序盤はYOSHIKIが日頃から食べているというバナナの話で盛り上がる。X JAPANのワールドツアー中に利用した香港のホテルでは、バナナがないという理由でYOSHIKIのみならずツアースタッフ全員がホテルを変更したというエピソードが明かされ、YOSHIKIは「だからバナナは大切」と語った。その後ステージの4人に加えてアメリカ・ロサンゼルスに滞在中のSUGIZOも電話で出演し「俺もバナナ食べましたよ」と会話に混ざる。しかしToshlが「今『そんなバナナ』っていうコメントが流れてきましたよ」と視聴者からのコメントを突然読み上げるなどトークは予測不能の展開に。YOSHIKIが「PATAにビールは与えないように。だって会場着いたらもう酔っ払ってんだもん」と話題を変えると、PATAは「オメーが遅いからだよ!」と笑顔で応酬するなど和やかなやりとりで会場の笑いを誘った。SUGIZOはそんな中「ちゃんとツアーをやりましょうね。X JAPANのツアーを必ず実現させましょう」とコメントし、電話出演を終えた。

その後会場の壁全体に表示される視聴者からのコメントを見たYOSHIKIが「これ面白すぎる、超気に入ったからここでライブやりたいね! 面白いの大好きです」とニコ生のコメントに好感触を示す。ほかにもYOSHIKIとToshlは自身のノートパソコンをステージに持ち込み、TwitterやFacebookに寄せられたコメントを読み上げるなどして会場に足を運べなかった多くのファンとのコミュニケーションを楽しんだ。

ツアーの開催を望む声がメンバーの耳に届くと、Toshlは「YOSHIKIさん次第ですよ」とYOSHIKIに語りかけ、YOSHIKIは「画面が全部『X』に染まったらやる!」とファンを笑顔で煽る。すぐにスクリーンが「X」弾幕で埋め尽くされ、YOSHIKIが「これは来年全世界ツアーだ!」と宣言。しかし会場から歓喜の声が湧き上がる中、投稿が殺到してコメント表示システムが一時ダウンしてしまうハプニングが発生する。多くの反響を目の当たりにしたYOSHIKIは「いつも何か壊しちゃうんだよね」と微笑みつつ、来年中にツアーを行うことを改めて発表した。

最後はメンバーからファンに向けてメッセージが送られる。HEATHは「次のライブまでに準備しておきますので、待っていてください」と約束し、PATAは「また近いうちに会えたらうれしいと思います。そのときはどうぞよろしく」と話した。Toshlは「今日は『YOSHIKI CLASSICAL』のプロモーションでやってまいりました。YOSHIKIに代わって御礼を申し上げます」と締めのコメント。最後はメンバーがステージを去る中、YOSHIKIは「We are X!」と叫んだり、バラを投げつけたりと、ライブのようなパフォーマンスでファンを熱狂させつつステージを去った。

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