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生田斗真と桐谷健太、ベルリン映画祭で「彼らが本気で編むときは、」をアピール

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左から柿原りんか、荻上直子、桐谷健太。

左から柿原りんか、荻上直子、桐谷健太。

荻上直子監督作「彼らが本気で編むときは、」がドイツで開催中の第67回ベルリン国際映画祭で現地時間2月15日に公式上映され、荻上、キャストの生田斗真桐谷健太柿原りんかが出席した。

パノラマ部門、ジェネレーション部門の2部門に選出された本作。公式記者会見では、荻上が「2年前に新聞に掲載されていた『トランスジェンダーの息子に、“ニセ乳”を編んで与えたお母さん』という内容の記事を読んだことが映画作りのきっかけとなりました」と話し、作品のテーマを「トランスジェンダーでもなんでも隣人になれるし、家族になれると思っています」と説明する。リンコ役の生田は記者からの「女性を演じるのは難しかったですか?」という質問に「仕草や声の1つひとつにこだわり、女性の魂を自身に込める必要がありました。桐谷さんやりんかちゃんにとても助けられました。2人がいたから真のリンコになれました」と回答。マキオ役の桐谷は「マキオはリンコと出会って世界が一変したのです。彼女を愛し、彼女と一緒にいたいという気持ちを持っている。その気持ちは僕にもよくわかります」と自身が演じたキャラクターに共感を寄せた。

そしてプレミア上映の前には舞台挨拶が行われた。生田は、荻上に続いて英語で「67回を迎えるこの映画祭に呼んでいただいて本当に光栄です」と挨拶する。そのあとにマイクを握った桐谷は「皆さんが英語で挨拶をしているので、僕は日本語で話します!」と宣言して会場を盛り上げ、「皆さんの前に立てて本当にうれしいです。最高の作品となりましたので、今日は楽しんでください」と観客に語りかけた。また柿原はドイツ語で「こんばんは、柿原りんかです。12歳です。ベルリン映画祭に来れてとてもうれしいです」とコメントし、観客から大きな拍手を送られていた。

「彼らが本気で編むときは、」は、トランスジェンダーのリンコ、その恋人マキオ、柿原演じる育児放棄された少女トモの奇妙な共同生活を描くヒューマンドラマ。2月25日より全国でロードショー。

(c)2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

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