「64-ロクヨン-」主題歌担当の小田和正が昭和64年を振り返るコメント

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佐藤浩市の主演作「64-ロクヨン-前編 / 後編」の主題歌「風は止んだ」を担当する小田和正のコメントが発表された。

左から「64-ロクヨン-」主演の佐藤浩市、主題歌を担当する小田和正。(c)2016 映画「64」製作委員会

左から「64-ロクヨン-」主演の佐藤浩市、主題歌を担当する小田和正。(c)2016 映画「64」製作委員会

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「64-ロクヨン-」ポスタービジュアル (c)2016 映画「64」製作委員会

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本作は、横山秀夫の同名小説をもとにした犯罪ミステリー。昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”を軸に、県警広報室と記者クラブの確執を描き出す。県警広報官の三上を佐藤が演じるほか、綾野剛榮倉奈々瑛太永瀬正敏三浦友和らが出演している。監督は「ストレイヤーズ・クロニクル」の瀬々敬久

「64-ロクヨン-」 (c)2016 映画「64」製作委員会

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主題歌のオファーを受けた際の感想について小田は「横山秀夫さんの本はとても好きなので話をいただいてビックリしましたが嬉しかったです。横山さんご本人は納得してくれているのかな、と考えたりしました。『64(ロクヨン)』はもちろん読んでいました。で、監督は自分にどんな曲を期待してくれているのかなとやはりそれを考えましたが、あえて質問はしませんでした」と語った。

すでに本編を鑑賞したという小田。主題歌に込めた思いについて、「重いテーマだったので同じような色合いで前向きな感じがいいかなあとスタートして、とにかく『君を想う気持ちだけが強くなっていく』というところへ行き着きました。で、その流れで願いも込めて『風は止んだ』になりました」とコメント。さらに「映画はとても見応えがありました。せっかく多くのスタッフと役者さんたちが懸命に作ったのに最後で、歌が足を引っ張ったりしなければいいけれどと、それを願うばかりです。なんとか少しでも貢献できたら嬉しいです」と続けた。

昭和64年といえば、小田が所属していたオフコースが解散した年。小田は「(昭和天皇)ご崩御が今日か明日かという中、オフコース最後の全国ツアーをやっていて僕らは大阪にいました。解散していくということも自分たちにとっては大きな事件だったから、公なことと個人的なことと2つが重なって、複雑な思いでした」と当時を振り返った。最後に小田は「今回は大事な主題歌を書く機会を与えていただいて感謝しています」とコメントを寄せている。

64-ロクヨン- 前編」は5月7日、「64-ロクヨン- 後編」は6月11日に全国東宝系にて公開。

※動画は現在非公開です。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

小田は「解散していくということも自分たちにとっては大きな事件だったから、公なことと個人的なことと2つが重なって、複雑な思いでした」/「64-ロクヨン-」主題歌担当の小田和正が昭和64年を振り返るコメント - 映画ナタリー https://t.co/qS6mhk70Xi

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