高野麻衣の書籍「マンガと音楽の甘い関係」が、太田出版より発売された。
「マンガと音楽の甘い関係」は、マンガにおける音楽描写を読み解くエッセイ。「ガラスの仮面」の姫川亜弓はなぜ「トロイメライ」を聴くのか、「ベルサイユのばら」のオスカルが好きなモーツァルトをマリー・アントワネットが聴かないのはなぜか、「SLAM DUNK」流川楓のウォークマンの中身は何か、など、名作マンガに登場する音楽の役割を解説している。
また同書には表紙イラストを描き下ろした
「マンガと音楽の甘い関係」目次
序章 あらゆるマンガ家は音楽の状態に憧れる――目に見えない音楽を、あえて描く3つの理由
第1章 ピアノの王子様――音楽を奏でること、キャラクターをあらわす音楽
第2章 音楽と恋とチーム男子――音楽を聴くこと、関係性をつなぐ音楽
第3章 アコガレ遺伝子――装飾的音楽描写と、小道具としての音楽
第4章 乙女心のインテリ欲――「言葉」のフェティシズムと、舞台音楽
第5章 音楽(テンション)を描くひと――BGM、サントラ、リリック、リフレイン
第6章 音楽の神が支配する――音楽をビジュアルで表現するということ
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- マンガと音楽の甘い関係 - 太田出版
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