第41回藤本賞「シン・エヴァ」「呪術廻戦 0」「東京リベンジャーズ」製作者に

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「第41回藤本賞」が決定。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、芥見下々原作による映画「劇場版 呪術廻戦 0」、和久井健原作による映画「東京リベンジャーズ」の製作者が各賞を受賞した。

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」より。 (c)カラー

映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」より。 (c)カラー

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「藤本賞」は映画演劇文化協会の主催により、毎年功績著しい活躍をした映画製作者を中心に贈られるもの。第41回は、2021年4月から2022年3月までの1年間に劇場公開された映画を対象に選考され、藤本賞特別賞に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」より緒方智幸が、藤本賞奨励賞に「劇場版 呪術廻戦 0」よりプロデュースチームの松谷浩明、齋藤雅哉、池田亮太、村井佑梨羽、大塚学、瀬下恵介が、藤本賞新人賞に「東京リベンジャーズ」より岡田翔太が選出された。なお藤本賞は「ドライブ・マイ・カー」の山本晃久が受賞している。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」授賞理由

1995年のテレビ放映以来、社会現象を巻き起こし、熱狂的なファンを生み出した新世紀エヴァンゲリオン。株式会社カラーの単独製作として2007年に始まった新劇場版シリーズでは作品を重ねるたびに観客動員数を更新し、最終作となる本作は670万人超、国内興行収入は100億円を突破した。四半世紀にわたって発展し続けたエヴァンゲリオン、そのすべての完結編であり圧倒的なクオリティを誇る大作を、庵野秀明氏とともに製作した功績により。

「劇場版 呪術廻戦 0」授賞理由

週刊少年ジャンプ連載開始直後から注目を浴びていた芥見下々による原作コミック「呪術廻戦」の、テレビアニメ第1期に続く初の映画化となる本作は、シリーズ前日譚にあたるエピソードを圧倒的なクオリティで描くことで、コアファンはもとより原作コミックやテレビアニメに触れていなかった新たなファンも取り込み、一大ムーブメントを巻き起こした。観客動員は980万人を超え、2021度興行収入第一位となる大ヒット作に導いた功績により。

「東京リベンジャーズ」授賞理由

和久井健による大ヒット原作コミックを、旬の若手俳優を起用して実写化した本作は、原作の世界観を的確に描出した演出やアップテンポな音楽、魅力あふれるキャラクターたちによって、タイムリープとヤンキー映画が見事に融合し、青春映画の枠を超えた幅広い世代の胸を熱くさせる斬新且つ痛快なアクション映画となった。観客動員は300万人を突破し、2021年の実写映画に於ける興収収入第一位の大ヒット作に導いた功績により。

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