劇場版の初日舞台挨拶で内藤泰弘「トライガン最高～」

去る4月24日に池袋サンシャインシネマで「劇場版 TRIGUN -Badlands Rumble-」公開を記念したキャスト・スタッフによる初日舞台挨拶が開催され、原作者の内藤泰弘も出席した。

内藤がマイクを握ると、観客からは熱狂的な声援が。「1回目の上映は大好評で、スタンディングオベーションでした！」「ドア越しに聞いていたので間違いありません。見えないので立っていたかはわからないですが」と冗談を交えた挨拶で場内を沸かす。

作品を見た感想を聞かれると「本当にびっくりしますよ。事件です！」「いろんなキャラクターが改めて、そのキャラクターっぽく出てきます。ひとつもズレてなくて感動しました」とキャラクターの個性を生かしたアニメ化を絶賛。見所を聞かれると「まさかダースベーダーが父親だったとは」と誰にでもわかる嘘をついてみせ、しっかりと笑いも取るエンターテイナー魂を発揮した。

舞台挨拶には他にも、主人公ヴァッシュ・ザ・スタンピード役の小野坂昌也、ニコラス・D・ウルフウッド役の速水奨、女賞金稼ぎアメリア・マクフライ役の坂本真綾、監督の西村聡も登壇。出演者一同リラックスしたムードで、映画化に対する思いを語り合った。

「トライガン」は1998年にテレビアニメ化され大ヒットを記録。原作シリーズは2007年に完結を迎えた。12年の時を経て世に放たれた劇場版をまだ見ていないファンは、万難を排して映画館へと足を運ぼう。