「猫なんかよんでもこない。」の杉作、猫とおっさんの旅を描く最新作

「クロ號」「猫なんかよんでもこない。」の杉作による新刊「にゃんからにゃんこ」が、本日4月30日に発売された。

「にゃんからにゃんこ」は北海道で暮らす初老の漁師・達吉と、可愛げのない猫の物語。妻に先立たれ、娘が嫁いでから無気力に過ごしていた達吉は、船に乗り込んできた猫を次郎丸と名付け一緒に暮らすようになる。年月が経ち達吉は、病に冒された次郎丸を治すべく一緒に東京を目指すのだが……。

単行本にはビッグコミックオリジナル増刊（小学館）にて発表された全12話に加え、ペットショップで生活する猫を描いた読み切り「はこのねこ」を収録。小学館の公式サイトでは「はこのねこ」を全編公開しているので、気になった人は試し読みしてみては。