数ヶ月に及ぶアクショントレーニングを積み、8kg減量して撮影に挑んだという小栗は「ついにこの日を迎えられたと、ホッとしています」と心境を吐露。思い出深いシーンを問われ「(劇中の)カーチェイスのシーンは、車にエアコンが付いていなかったので暑くて大変でした。だからこそ、あの場面は観てもらいたいですね」と撮影を振り返る。
多彩なアクションシーンが、全編にわたって繰り広げられることでも話題の本作。次元大介役の玉山は、アクションシーンの撮影中に、足の指の爪が剥がれてしまったことを告白し、「病院に行ったらストレッチャーに乗せられ、緊急手術をするかのように扱われて恥ずかしかったです」とコメントした。峰不二子役の黒木は「アクションシーンで力みすぎてしまい、監督に『もっとセクシーに』とリテイクを出されました」と撮影の裏話を明かす。これを受け北村監督は「『もっとエロく喘いでくれ』とずっと言っていました。完全に変態オヤジですね(笑)」と自虐的に語った。
また北村監督は「これをきっかけに、ルパン一味や銭形のそれぞれのスピンオフを作りたい。全編森の中で撮影する、五ェ門1人しか出てこないやつとかどう?」と構想を明かすと、思わず石川五ェ門役の綾野は苦笑い。スピンオフ作品でやってみたいことを問われた、銭形役の浅野は「ルパンが銭形に化けるというのは定番ですが、今度は僕がルパン一味の誰かに変装してみたいですね」と展望を述べた。
スピンオフや続編といった作品の今後について小栗は「この作品が(実写版『ルパン三世』の)プロローグになっていると思います。これから(スピンオフや続編のように)新しく何かが展開できれば、すごくうれしいです」と意欲を覗かせる。最後に作品の“盗む”というキーワードにかけて、小栗が「土日の興行収入ランキング1位を盗みたいと思います」と高らかに宣言し、舞台挨拶は幕を閉じた。
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Simona Stanzani 詩文奈 @simona_com
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