竹生企画は、2011年に始動した、竹中と生瀬による演劇ユニット。2011年に第1弾、2015年に第2弾、2018年に第3弾が上演され、今回は約7年ぶりの上演となる。作・演出は、過去3作を手がけてきた
なおこのたび倉持とキャストからのコメントが到着。倉持は「生きていれば、きっかけは些細な衝突でも、修復をサボったことで間に深い溝ができてしまった関係のいくつかはあるものです。今回の芝居では、そんな関係にある二人の男をもうすぐ世界が終ろうというタイミングで再会させて、それとこれとは無関係だと言ったり言いたかったりという、男同士の意地だの矮小さだのについて描こうと思います。どうぞお楽しみに」と観客に呼びかける。
竹中は「みなさん! 2025年11月! 下北沢本多劇場でとんでもない事が起きようとしています! 決してひとりでは観ないでくださいころをふれぇ~!!!! ころころ…ハンカチー!を落とすなかれ!! 『おい! 竹中! いい加減にしろ!!』やかましい!! 本多劇場で待ってるぜ!」、生瀬は「この企画が『お芝居って面白い』と思っていただくきっかけになれたら嬉しいですし、竹生企画をご存知で楽しみにしている方はもちろん、初めてお芝居を見る方にも、テレビや映画とはまた違う生の舞台の楽しさを知っていただけたら幸いです」と語った。
本作は11月8日から30日まで東京・本多劇場、12月5日から7日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、10日に広島・JMSアステールプラザ 大ホール、13日に熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)、19日に岩手・トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館) 大ホール、21日に岩手・久慈市文化会館(アンバーホール) 大ホール、23日に青森・リンクステーションホール青森 大ホール、27日に新潟・長岡市立劇場 大ホールで上演される。倉持と全出演者のコメント全文は以下の通り。
倉持裕コメント
久しぶりの竹生企画です。竹中さん生瀬さんとご一緒できることはもちろん、こうしてまた男同士の関係を書けることに喜びを感じます。べつに書きたければ他で書いたっていいはずなのですが、なぜかこのユニット以外では男同士の関係についてそこまで突き詰めて考えたいとは思えないのです。
生きていれば、きっかけは些細な衝突でも、修復をサボったことで間に深い溝ができてしまった関係のいくつかはあるものです。今回の芝居では、そんな関係にある二人の男をもうすぐ世界が終ろうというタイミングで再会させて、それとこれとは無関係だと言ったり言いたかったりという、男同士の意地だの矮小さだのについて描こうと思います。どうぞお楽しみに。
竹中直人コメント
来る…とうとうやって来る…! それも、7年の時を超え、いよいよアレがやって来る!! 竹生企画第4弾! 「マイクロバスと安定」! このタイトルはいったい何を意味するのか…!? 演出家であり脚本家の倉持裕は僕たちにいったいどんなマイクロバスを投げつけて来るのか?! 本多劇場にマイクロバスは走るのか?! 今回のゲスト! ジェニファーコネリー、レア・セドゥはちゃんと日本語を覚えられるのか?!?! 「おい!おい!」
そう! この2人は出ていない! あぁダメだ! 気持ちが不安定になってゆく!
みなさん! 2025年11月! 下北沢本多劇場でとんでもない事が起きようとしています! 決してひとりでは観ないでくださいころをふれぇ~!!!!
ころころ…
ハンカチー!を落とすなかれ!!
「おい! 竹中! いい加減にしろ!!」
やかましい!!
本多劇場で待ってるぜ!
生瀬勝久コメント
竹生企画がここまで続くとは正直思っていませんでした。私が学生の頃から竹中さんに憧れていたので、すごく満足しています。現場でのお芝居合戦が本当に楽しいです。
キャストの皆さんも個性豊かで、新たな竹生企画になると思います。
この企画が「お芝居って面白い」と思っていただくきっかけになれたら嬉しいですし、竹生企画をご存知で楽しみにしている方はもちろん、初めてお芝居を見る方にも、テレビや映画とはまた違う生の舞台の楽しさを知っていただけたら幸いです。
飯豊まりえコメント
世界が終わるまで、あと3年――
そんな時、私が演じる
早帆は「俳優になる」と決めました。
覚悟なのか、逃避なのか、それともただの“今”なのか。
わたしはこの役を通して、「何が終わっても、生きる意味って、すぐそばにある」って信じてみたいと思いました。
変わりゆく世界の中で、
変わらずにいようとする人たちの物語。
心を込めて、精一杯演じさせていただきます。
劇場でお待ちしております!
戸塚純貴コメント
7年ぶりに再始動する竹生企画に参加させて頂けるこのご縁、本多劇場に立つのも初めてなので大変光栄に思っています。
終末を迎える人々は最後何と向き合いどう生きるのか、何が待ち受けているのか、何も待ち受けていないのか。
いつも刺激を頂いている先輩方や、初めて一緒に作品を作る倉持裕さん、キャストの方々に自分の持てる力の全てをぶつけて、共に描く景色を皆さまにお届けいたします。
サリngROCKコメント
初めてこのような大規模な公演に参加させていただきます。まさか私が参加させていただけると思っていなかったので本当にびっくりしました。そして、めちゃくちゃめちゃくちゃ、楽しみです。
本番もきっと楽しいのですが、それよりもとにかく稽古がすごく楽しみです。こんなにも素晴らしい、経験豊富な方々と目を合わせてお芝居をさせていただく……どんな気持ちになるのでしょうか!
中学生のときに夢中だったテレビ番組「恋のバカンス」の竹中直人さんと、関西演劇人としてずっと意識していた雲の上の人、生瀬勝久さんとお芝居ができるなんて、感激しきりですし、先日ビジュアル撮影時にお会いした飯豊さん、松浦さん、浜野さんもすごく気さくで魅力的で、早く仲良くなりたいです。その撮影の際、戸塚さんの名前も頻繁に出て、皆さんに愛されているのがすごく伝わり、早くお会いしたいです!
そして、普段、劇作もやっている私なので、倉持さんのリアルと虚構が共存する台本と出会えるのも、すごく楽しみにしています。
松浦りょうコメント
倉持さんの生み出す世界を、個性あふれる6人の奇才な俳優の皆さんと共に、どのように築き上げていけるのか。
そして、劇場や観にきてくださるお客さんが変わる度に、お芝居がどのように変化していくのかも、今から胸が高鳴っています。
今年を締め括るにふさわしい舞台となるよう、持てる限りの熱量をこの作品に注ぎ込みたいと思います。
劇場でお会いできるのを、心より楽しみにしております。
浜野謙太コメント
竹中さんに育ててもらったキッズとしてはこの「竹生企画」に出演できることは一つの到達点だと思っています。つまりもうすっごい嬉しいです。生瀬さんとご一緒させてもらうのは初めてなので頑張って記憶に残らせてもらうように、爪痕を残すかすっごい気に入ってもらうかしようと思います。ポスター撮影でみなさんにお会いした時、もう異物の集まりというか、同じ雰囲気の人がいないとてもワクワクする感じでした。舞台の飯豊さんも楽しみだし、年齢的にも中間管理職的な立ち位置なので、みなさんに学びつつ、板挟まれて悲鳴を上げる自分を楽しみたいと思います!
竹生企画第四弾「マイクロバスと安定」
2025年11月8日(土)〜30日(日)
東京都 本多劇場
2025年12月5日(金)〜7日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2025年12月10日(水)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール
2025年12月13日(土)
熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
2025年12月19日(金)
岩手県 トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館) 大ホール
2025年12月21日(日)
岩手県 久慈市文化会館(アンバーホール) 大ホール
2025年12月23日(火)
青森県 リンクステーションホール青森 大ホール
2025年12月27日(土)
新潟県 長岡市立劇場 大ホール
スタッフ
作・演出:
突劇金魚(サリng&山田蟲男) @t_kinnngyo
ビジュアルとコメント解禁
されましたァァー!!!!🚌⚖️
(サリng) https://t.co/p3Hlem9UDf