劇団UZは2020年7月に旗揚げした劇団。今回はアトリエhacoのこけら落とし公演として、伊豆野眸が作・演出を手がける「牧神の星」を上演する。
本作では、とある地方劇団の俳優たちの奮闘が描かれる。劇団では、若手将校を中心とする決起部隊に占拠された、とある放送所で巻き起こる人間ドラマに挑戦しているところで……。
上演に向け、劇団主宰の上松知史は「今回上演致します『牧神の星』は戦時中と現代、そして今後起こりうる近い未来を行き来しながら、恒久平和、他者との相互理解や表現の自由など、今我々が抱えている問題をもう一度自分たちに問いかける作品となっております。ご覧になっていただいた方々に観劇後に自分たちの大切な場所や命、生活に思いを馳せていただけるような作品を目指し、本番に向け稽古を重ねております」と言い、「今回の公演は、劇団創設以来ホームとしてきた県内唯一の民間小劇場『シアターねこ』の閉館(2024年8月)を受け、市内山間部の稽古場を改装して新たな創作・発信拠点としてお披露目する『アトリエhaco』での柿落とし公演となります。なにぶん初めてのことで不慣れなことばかりですが、愛媛の舞台芸術振興の一助となればと力を尽くしていく所存です」と思いを語った。
劇団UZ 第六回公演「牧神の星」
2025年5月10日(土)・11日(日)、17日(土)・18日(日)
愛媛県 アトリエhaco
スタッフ
作・演出:伊豆野眸
出演
上松知史 / 川崎樹杏 /
※25歳以下割引、UZ割(失業や休業、離職など何らかの理由を抱えている人のための)割引あり。
はたはた @kenjyu_key
ステージナタリーさん、ご紹介いただきました!感謝!! https://t.co/uz0Rdrtshn