どうぞご観戦下さい！“スーパーハイテンションSF野球活劇”「ナイン」スタート

「PAPALUWA『ナイン』」が、8月21日に東京・すみだパークシアター倉で開幕した。

2012年に結成されたPAPALUWAは、2017年より野球演劇シリーズを展開している劇団。今回は、2017年に上演した“スーパーハイテンションSF野球活劇”「ナイン」を再演する。

超弱小野球部のウツギ商業高校野球部は、運良く、夏の甲子園出場をかけた予選大会決勝に駒を進めていた。123点差をつけられた9回裏2アウト、相手ピッチャーが投げた一球がキャプテン松田の頭部に直撃。気を失って倒れた松田が目を覚ますと、そこはすでに終えたはずの9回裏の始まりで……。

開幕に際し、脚本・演出を担う鈴木美波は「無事初日の幕が開けました！ うぉおおおおおお～～～!!!! やったぞぉおおおおおお～～～～!!!! 7年の時を経て、また新しくこの作品に出合った感覚でした。脚本演出でありながら、普通に観客として客席に座ってしまっていたし、普通に『うわぁ、頑張って……！』って声に出してました。そんな作品をつくらせてくれて、みなさん本当にありがとう。嬉しい、ありがとう、おもしろい、みんなおもしろい!!!」と思いを語り、「25日日曜日まで、今のところ当日券出る予定です。ウツギ商業高校の試合を、どうぞご観戦下さい！ さぁ行こう！」と呼びかけた。

出演者には福原英樹、杉浦奎介、前田直紀、藤間あやか、川又咲、緒方壮哉、安楽信顕、いのうえ夕貴、ヒガシナオキ、赤松真治、志賀耕太郎、稲葉俊一、笹井雄吾、渡邊力、亀井美緒、大西一希、声の出演として鈴木真之介が名を連ねた。上演時間は約2時間10分。公演は8月25日まで。なお本日23日14:00開演回には元プロ野球選手の山口俊、19:00開演回には青沼リョウスケをそれぞれ迎え、始球式とアフタートークが実施される。