森山開次「星の王子さま」再演決定、新たに五十嵐結也・川合ロンら参加

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KAAT DANCE SERIES「星の王子さま―サン=テグジュペリからの手紙―」が、来年1月21日から29日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールで上演される。

KAAT DANCE SERIES「星の王子さま―サン=テグジュペリからの手紙―」チラシ表

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これは、森山開次の演出・振付・出演、日比野克彦の美術、ひびのこづえの衣裳、阿部海太郎の音楽で、2020年に初演された「星の王子さま―サン=テグジュペリからの手紙―」の再演。劇中ではアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」を題材にしたコンテンポラリーダンスが繰り広げられる。前回に続き、アオイヤマダ、小尻健太酒井はな島地保武坂本美雨、池田美佳、水島晃太郎が出演するほか、新たに五十嵐結也、川合ロン、浅沼圭、薄田真美子、南帆乃佳が参加する。

本作は神奈川公演のあと、2月4・5日に滋賀・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール、8日に広島・JMSアステールプラザ 大ホール、12日に熊本・熊本県立劇場 演劇ホールで上演される。神奈川公演のチケット販売は11月19日にスタート。

森山開次コメント

サン=テグジュペリの美しく心に語りかけてくる言葉を、至極の音楽とダンスにしてお届けします。耳と目を澄まして観てください。

サン=テグジュペリの言葉がきこえてくるでしょう。

飛行士であった彼が空から鳥瞰した風景、地球と人の姿。落ちた砂漠から見上げた、星空と心の投影。それらの風景に至極のダンサーたちの身体を散りばめます。子どもから大人まで魅了する物語。それぞれの今だから感じられるメッセージがあるでしょう。

長塚圭史コメント

サン=テグジュペリの「星の王子さま」に綴られた宝石のような言葉を身体のみで表現するというのがどれほど難しいことか。言葉世界を生きる私は恐る恐る見始めたのですが杞憂でした。

演出、振付、美術、衣装、音楽の力によってみるみる世界が立ち上がり、忽ち虜にされてしまいました。アオイヤマダさん、小尻健太さん、酒井はなさん、島地保武さんはじめとするダンサー陣の身体が魅惑的に弾けました。感染症の影響で客席を1席ずつ空けなければならなかったことが実に悔やまれました。

日本のクリエイティビティが集結したと言って過言ではない夢のようなアーティストが力を尽くしたこの作品をもっとたくさんの方に見ていただきたい。大人だけでなく子どもたちもきっとびっくりして夢中になるはずです。

優れた作品は再演をしていくことで進化を遂げていきます。この作品の更なる飛躍に大いにご期待ください。

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KAAT DANCE SERIES「星の王子さま―サン=テグジュペリからの手紙―」

2023年1月21日(土)~29日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 ホール

2023年2月4日(土)・5日(日)
滋賀県 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール

2023年2月8日(水)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール

2023年2月12日(日)
熊本県 熊本県立劇場 演劇ホール

演出・振付・出演:森山開次
美術:日比野克彦
衣裳:ひびのこづえ
音楽:阿部海太郎
出演:アオイヤマダ、小尻健太酒井はな島地保武 / 坂本美雨 / 浅沼圭、五十嵐結也、池田美佳、薄田真美子、川合ロン、水島晃太郎、南帆乃佳
演奏:佐藤公哉、中村大史

※小尻健太の「尻」は、かばねに丸が正式表記。

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