昆夏美・伊礼彼方らの音楽劇「星の王子さま」“深化”した再演版が東京へ

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音楽劇「星の王子さま」の東京公演が、本日2月8日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。

音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

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音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

本作は、サン=テグジュペリの同名小説をもとにした音楽劇。脚本・演出を青木豪、作曲・音楽監督を笠松泰洋が担当し、2015年から2016年にかけて初演された。再演となる今回の出演者には、前作から続投となる昆夏美伊礼彼方、ナイロン100℃の廣川三憲らに加え、吉田萌美らアンサンブルキャストが名を連ねている。

青木は「解答が出ることよりも、謎について皆で話し合うことが楽しく、それが『星の王子さま』が名作たる由縁なのではないか、とも思います。初演より深化した音楽劇『星の王子さま』をぜひお楽しみください」と呼びかける。

また王子さま役の昆は「私が王子さまを演じるときに大事にしているのは『自分の大切な人や場所はなにか』ということを、作品を通してお客様に感じていただくこと。そのために王子さまの旅の物語をきちんとお客様に伝えたい。観終わったあと、自分にとって大切な人や場所に思いを馳せて、温かい気持ちになっていただけたらうれしいです」、飛行士役の伊礼は「大切なものを失うという経験をしたにもかかわらず、日常に戻ると飛行士は大切な人とギクシャクしてしまう、変われなくて譲れない、そうしたどうしようもないところがあるからこそ人間なのだと思わせる大人のための作品です」とそれぞれコメントした。

上演時間は約1時間55分。東京公演は2月12日まで行われ、15・16日には兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールでも上演される。

青木豪コメント

4年前にこの音楽劇を初演して、多くのお客様からご好評をいただき、キャストスタッフ共に再演を望んできた作品です。ようやく再演の運びとなり、たいへん嬉しく思っています。
名作というものは大抵どうしても解けない謎を孕んでいるもので、その謎は解けないことがわかっているのに、なぜかとても魅力的で、今回の稽古場でも台本を読み、原作のページをめくっては「実はこういう意味なんじゃないか」という議論を重ねました。解答が出ることよりも、謎について皆で話し合うことが楽しく、それが「星の王子さま」が名作たる由縁なのではないか、とも思います。初演より深化した音楽劇「星の王子さま」をぜひお楽しみください。

昆夏美コメント

音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

読む年代や環境によって感じ方が変わる書物はたくさんあると思いますが、「星の王子さま」は、その代表と言っても過言ではないと思います。私は初演の際は作品をお客様に伝えることに必死でした。今回は存分に話し合いながらお稽古をした再演です。
私が王子さまを演じるときに大事にしているのは「自分の大切な人や場所はなにか」ということを、作品を通してお客様に感じていただくこと。そのために王子さまの旅の物語をきちんとお客様に伝えたい。観終わったあと、自分にとって大切な人や場所に思いを馳せて、温かい気持ちになっていただけたらうれしいです。

伊礼彼方コメント

音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

音楽劇「星の王子さま」より。(撮影:刑部アツシ)

穏やかで温かい時間が感じられ、終演するとまた作品に帰りたいと思わせる僕にとって特別な作品です。
大切なものを失うという経験をしたにもかかわらず、日常に戻ると飛行士は大切な人とギクシャクしてしまう、変われなくて譲れない、そうしたどうしようもないところがあるからこそ人間なのだと思わせる大人のための作品です。
稽古の際に初演では気づかなかった疑問に気づき、稽古場にいる全員で作品を深めたと思います。
音楽と作品世界を是非お楽しみください。

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音楽劇「星の王子さま」

2020年1月31日(金)・2月1日(土)※公演終了
茨城県 水戸芸術館 ACM劇場

2020年2月8日(土)~12日(水)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

2020年2月15日(土)・16日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
脚本・演出:青木豪
作曲・音楽監督:笠松泰洋
出演:昆夏美伊礼彼方廣川三憲 / 吉田萌美内田靖子、岡野一平、平山トオル、原田智子、沼舘美央、大内慶子、堀江葵月

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