久保田秀敏が勝利宣言!?「私のホストちゃん」総勢22名が口説きバトル

「舞台『私のホストちゃんREBORN』」が、本日1月11日に東京・サンシャイン劇場で開幕。これに先駆け、初日挨拶とゲネプロが行われた。

Amebaのモバイルゲーム「私のホストちゃん」を原作とした本作は、ホストのきらびやかで厳しい世界をコメディタッチで描いたライブエンタテインメント。今回の舞台版第4弾では、過去作同様、総合プロデュースを鈴木おさむ、脚本・演出を拙者ムニエルの村上大樹が担当している。

今作には、「ホストちゃん」シリーズではお馴染みの甘王、染谷俊之演じる深雪、久保田秀敏演じる流星に加え、“公開入店テスト”で選ばれた20名の新・ホストちゃんたちが登場。新・ホストちゃんには、猪野広樹演じる理人、河原田巧也演じる遥、米原幸佑演じる茶々彦、松井勇歩演じる檸檬、和合真一演じる絵空らが名を連ねた。

物語は、甘王による「ホストちゃんの始まりやー！」の一声で幕開け。新宿・歌舞伎町を舞台に、深雪が所属するクラブローズ、流星率いるクラブポッシブルをはじめとしたホストちゃんたちが、手塚理美演じる都知事・黒池友里恵を巡ってし烈な抗争を繰り広げる。それぞれの思惑が交錯する中、黒池の心を掴んだのは……。

本シリーズの見どころは、何と言ってもホストちゃんたちによる“口説きタイム”だ。甘王からお題を与えられたホストちゃんが、至近距離で甘い言葉をささやき、観客たちを次々に魅了していく。また本作から、シリーズ初の投票システム“ガチンコ口説きバトル MITSUDOMOE”を導入。当日のランキングでNo.1になった新・ホストちゃんが、レジェンドホストである深雪、流星と3人で観客のハートを落としにかかる。

深雪、流星の2人を抑え、ゲネプロでの勝利を手にしたのは、新・ホストちゃんの理人。三つ巴バトルを制し、“センターGUY”の称号を獲得したホストちゃんが披露する、きらびやかなフィナーレに注目だ。また各公演の最後に発表される“太客ランキング”の上位にランクインした観客が、指名したホストちゃんから接客を受けられるサービスも引き続き実施される。

ゲネプロ前には、キャストを代表して染谷、久保田、手塚、甘王の4名が挨拶。染谷は「本作の見どころはフレッシュさ。新・ホストちゃんたちが戸惑いながらもがんばる必死さ、エネルギー量は過去作の比ではないと思います」と思いを語り、久保田は「鈴木おさむさんが『ホストちゃんの次回作がなかったら、今作は失敗だったと思ってください』とパンフレットに書いていたそうですが、そうならないようにこのカンパニーで絶対に成功させたいです」と意欲を見せる。また「フレッシュホストに負けないように、僕と深雪でバンバン口説いていきたいと思います。やるからには負ける気はしないので、どうぞかかってきてください！ 楽勝で勝ちますので！」と力強く宣言した。

久々の舞台出演となる手塚は「素敵な男の子に囲まれて、舞台ができるなんてこの先もないと思うので、堪能させていただこうと思います」と笑顔を見せ、「歌があったりダンスがあったり、時事ネタもありますので、存分に楽しめる舞台になっていると思います。足を引っ張らないように最後まで演じ切りたいです」と意気込みを語る。続く甘王は「今回は最強のメンバーです。だからすごい舞台になると思います」と新・ホストちゃん20名に発破をかけ、「終わるまでには全員の役名を覚えて、みんなと仲良くやっていきたいですね」とおどけてみせた。

「舞台『私のホストちゃんREBORN』」は、2017年1月11日から22日まで東京・サンシャイン劇場、1月28・29日に大阪・森ノ宮ピロティホール、2月1・2日に愛知・東海市芸術劇場 大ホールにて上演。また公演には、廣瀬智紀、荒木宏文をはじめとした過去作のキャストもゲストとして登場する。