あひるなんちゃら新作は、泥棒に入られた泥棒の話!?「ドロボー・シティ」

劇団あひるなんちゃらの新作「ドロボー・シティ」が、3月25日から28日まで東京・駅前劇場で上演される。

何気ない会話のズレがコミカルさとシニカルさを生み出す、あひるなんちゃらの作風。今作は泥棒の家にも泥棒が入る可能性を考えた、“小泥棒駄弁芝居”になるという。脚本・演出の関村俊介は「愉快でくだらない芝居ができそうです」とコメント。劇団員のほか、はらぺこペンギン！の園田裕樹や劇団野の上 / 青年団リンク ホエイの山田百次など、客演の顔合わせにも注目だ。

関村俊介コメント

数年前に友人（女性）が泥棒に入られました。
窓ガラスを割られていて、部屋中に足跡がついていたそうです。でも、何も盗まれてなかったそうです。
友人は「下着くらい盗んでいけよ！」と、ひどくご立腹でした。怒るところはそこではないような気がします。
この泥棒が何も盗まなかったのは何故だろう、とか、考えながら今回を脚本を書き始めました。
愉快でくだらない芝居ができそうです。みなさん観に来てください！