原由子「あじわい夕日新聞」コラム2本立ち読み公開

原由子の単行本「あじわい夕日新聞 ～夢をアリガトウ～」が本日5月21日に発売。これにあわせて朝日新聞出版のオフィシャルサイトで、書籍に収められた全90本のコラムから2本のコラムが公開された。

この書籍は彼女が朝日新聞夕刊に連載していたコラム「あじわい夕日新聞」を1冊にまとめたもの。この連載は2009年4月から今年3月まで4年にわたって隔週金曜日に掲載されたもので、原の仕事から日常生活までを彼女らしい優しく温かな視点で描いていた。

本書にはさらに新たな4本のコラム「天然由語」も追加収録。母校である青山学院大学の思い出や、ソロ活動について、東日本大震災とそれに伴うチャリティプロジェクト「チーム・アミューズ!!」についてなどが語られている。コラムには各回ごとテーマにあわせた写真が1枚ずつ添えられ、口絵には舞台裏のレアショットも多数掲載。原由子が自身の著書を上梓するのは、自伝的な内容の「娘心にブルースを」以来約15年ぶりとなる。

今回「立ち読みダウンロード」と称して公開されたコラムのうち1つは、2010年4月30日に掲載された「変な声なんですけど♪」。このコラムでは幼い頃から自分の声に自信がなかったという話や、初めてリードボーカルをとることになった「私はピアノ」のエピソード、そしてソロシンガーとして30年を迎えられたことへの感謝の気持ちが記されている。

そしてもう1編は2011年9月30日に掲載されたコラム「一緒に元気になろうの会」。これは東日本大震災から半年後に宮城セキスイハイムスーパーアリーナで開催された、桑田佳祐の療養復帰後初ライブ「宮城ライブ～明日へのマーチ～」についてのテキストで、自身もゲスト出演した原由子がこのライブを通して感じたことを書き記している。

なおサイトでは、この4年間を改めて振り返りながらつづられた「まえがき～夢をアリガトウ～」も一部が公開されている。

■ 原 由子書籍「あじわい夕日新聞 ～夢をアリガトウ～」SPECIAL MOVIE