最新アルバム「THE ONE」を携えて昨年11月から全国を回ってきた今回のツアーのファイナル公演ということもあり、会場が暗転しオープニングSE「THE ONE」が流れ始めると客席は早くもヒートアップ。ステージにドラムセットがせり上がると、まず真太郎(Dr)がドラムソロを始め、続いてステージ前方から克哉(G)、彰(G)、信人(B)が登場し、「7th Trigger」の演奏が始まると同時にTAKUYA∞(Vo)がステージ袖から勢いよく飛び出してきた。彼らはサポートメンバーのSEIKA(Manipulator, Sax)を含む6人編成で、アグレッシブなパフォーマンスを展開。「KINJITO」「Don't Think.Feel」などパワフルな楽曲を連発し、約1万人の観客を熱狂させた。
ライブ中盤では真太郎がステージ前方に用意されたドラムセットに移動し、メンバー5人が集まって「UNKNOWN ORCHESTRA」「バーベル ~皇帝の新しい服 ver.~」などを披露。TAKUYA∞はMCで何度も「最高の気分です」と心境を口にし、「すぐ終わってほしくないよね。ちゃんと1人ひとりと会話しながら、このファイナルを作っていこう」とファンに語りかけた。そして「此処から」ではストリングス隊を率いてエモーショナルな歌を聴かせてくれた。
インストナンバー「Massive」から後半戦に突入すると、そのまま「REVERSI」「GOLD」「LIMITLESS」といった楽曲を立て続けに演奏。そしてTAKUYA∞が「ラストの曲、全身全霊でみんなにぶつけていいですか? 心の準備はできてますか?」「マジでこんなにカッコいいファンを持っていることを誇りに思います」と話してからラストナンバー「CORE PRIDE」が披露されると、観客による大合唱が沸き起こり、大盛り上がりのうちにライブは終了したかに見えた。しかしTAKUYA∞は「次のツアーの予定はまだ決まってません。でもこれから、みんなの心をわしづかみにして離さないような曲を作ります! 本当に楽しみにしていてください!」と宣言してから、「さっきの曲がラストだったけど、もう1曲やっていいですか?」と言って「MONDO PIECE」を歌唱。こうして2時間半近くにおよぶツアーファイナルは幕を閉じた。
なおUVERworldは4月17日にバンド初のドキュメンタリー映画「UVERworld DOCUMENTARY THE SONG」をDVD / Blu-rayでリリースする。
「UVERworld ARENA LIVE 2013」セットリスト
00. THE ONE (SE)
01. 7th Trigger
02. KINJITO
03. Don't Think.Feel
04. 6つの風
05. いつか必ず死ぬことを忘れるな
06. 勝者臆病者
07. ace of ace
08. UNKNOWN ORCHESTRA
09. バーベル ~皇帝の新しい服 ver.~
10. 23ワード
11. THE OVER
12. 此処から
13. Massive
14. REVERSI
15. GOLD
16. LIMITLESS
17. BABY BORN & GO
18. NO.1
19. スパルタ
20. CORE PRIDE
21. MONDO PIECE
関連商品
タグ
リンク
- UVERworld
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
UVERworld、横アリ最終公演で新曲制作突入を宣言 http://t.co/NOxDZDRd9t