トクマルシューゴ、多彩な音とユーモアで魅せたAX公演

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トクマルシューゴが12月14日、東京・SHIBUYA-AXにて「SHUGO TOKUMARU 『In Focus?』RELEASE TOUR 2012」のセミファイナルを行った。

「SHUGO TOKUMARU 『In Focus?』RELEASE TOUR 2012」東京公演の模様。 (撮影:大塚日出樹)

「SHUGO TOKUMARU 『In Focus?』RELEASE TOUR 2012」東京公演の模様。 (撮影:大塚日出樹)

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トクマルシューゴ (撮影:大塚日出樹)

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スクリーンには幻想的な映像やメンバーの手元などが映し出された。 (撮影:大塚日出樹)

スクリーンには幻想的な映像やメンバーの手元などが映し出された。 (撮影:大塚日出樹)

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これはツアータイトルのとおり、11月7日リリースの最新アルバム「In Focus?」を携えて開催されたもの。この日はバンドメンバーのイトケン、シャンソンシゲル、田中馨、ユミコ、岸田佳也のほか、ゲストとして芦田勇人(yumbo)が参加。音の出るものは全て楽器と言わんばかりの多種多様なサウンドを鳴らし、トクマルの音世界を彩った。

「In Focus?」のオープニングと同じように「Circle」から「Katachi」へつなげてライブをスタートさせた彼らは、力強いボーカルが響く躍動的な「Call」、郷愁感を漂わせる「Ord Gate」と、まずはアルバムの収録曲を中心に届けていく。「Future Umbrella」から続けて披露された「Green Rain」では、せわしなさと静けさが同居する緩急の付いたアレンジでオーディエンスを引き込んだ。

トクマルの優しい歌声が会場を包み込んだ「Such A Color」のあとは、「Mushina」「Kiiro」「Typewriter」といった過去の人気曲が連投される。「知らせる相手もなく作っていたから、やればやるほど切なくなる」と前置きされて始まった「Shirase」では、ユミコが奏でる牧歌的な笛の音がポップな中にも切なさを含んだ独特な雰囲気を生み出した。

ライブ後半に披露されたカバー曲の演奏時には、岸田とイトケンが膨らませた紙風船をフロアに放ち、トクマルが「こんなライブAXで観たことないでしょ?(笑)」と顔をほころばせる一幕も。ユーモアにあふれた演出が集まった観客の心をつかんだ。

その後「Decorate」「Helictite (LeSeMoDe)」「Rum Hee」と華やかなナンバーが次々と贈られ、本編は場内が温かな空気で満たされたまま終了。そしてアンコールに応えて1人再登場したトクマルは弾き語りで「Tightrope」を切々と歌い上げ、バンドメンバーを加えて「Parachute」「Down Down」を演奏しステージを後にした。それでも鳴り止まない拍手に呼び戻された7人は、トクマルがギターを掻き鳴らし、そのほかの6人がスティックを手に慌ただしくドラムを打ち鳴らすというにぎやかなパフォーマンスを披露。観客は楽団とも言うべき彼らへ惜しみない拍手と歓声を浴びせた。

なおトクマルは1月26日に埼玉・HEAVEN'S ROCK Kumagaya VJ-1にてOGRE YOU ASSHOLEとのツーマンライブに出演することが決定している。チケットは現在一般発売中。

Special night 2 man Show

2013年1月26日(土)埼玉県 HEAVEN'S ROCK Kumagaya VJ-1
OPEN 17:00 / START 18:00
<出演者>
トクマルシューゴ / OGRE YOU ASSHOLE

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