BiS最後の仙台、全力投球ライブ
BiSは4月からメンバーがマネジメントを兼ねる“自給自足アイドル”として活動。しかしこれ以上の活動継続が難しいとの判断から、解散を決めた。解散ライブが行われるのは2025年1月12日の東京・日比谷野外大音楽堂(日比谷野音)。「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」は解散発表前から決まっていた全5公演のワンマンライブで、実質的なラストツアーにあたる。9月1日に開催予定だった大阪・LIVE HOUSE Pangea公演が台風の影響で12月26日に延期になったため、BiSはこの仙台公演をもってラストツアーの初日を迎えることとなった。
BiSのメンバーは早朝に仙台入りし、午前のうちにライブ会場に到着。特典会、グッズ販売をこなしてからリハーサルに移った。その後、開演直前に楽屋で気合い入れを行う5人の「にゃんにゃーん!」という大きな声がフロアまで届き、17:00に開演時間を迎えた。すし詰め状態の研究員(BiSファンの呼称)による盛大な歓迎を受けながら、トギー、ナノ3、ヒューガー、クレナイ・ワールズエンド、イコ・ムゲンノカナタがステージに登場。そこから終演まで、仙台では最後となる彼女たちのパフォーマンスが熱く展開された。その盛り上がりぶりはメンバーが「みんなの“汗の雲”ができている」と表現するほど。ライブ中盤に届けられたギターロックチューン「DADADA DANCE SONG」あたりですでに場内の湿度も熱気も飽和状態さながらとなり、汗だくなのはメンバーのみならず、研究員も一緒だった。
ナノ3から研究員へ
また5人は仙台名物である牛タン、ずんだシェイクのレベルが「東京とは違う」といったトークも交え、フレンドリーなMCを披露。そして本公演ではメンバーを代表してナノ3が来場者に向けて挨拶した。彼女は約1年ぶりとなった仙台でのライブをはじめ、全国で思うように活動ができず、もどかしい気持ちもあったことを述べつつも、ひさびさに地方の会場でファンと再会できたことを喜んだ。そして「ライブの時間は何物にも変えられない」と話してから、研究員に向けて「みんなのことが大好きだなって改めて思いました。たくさん元気をもらいました。みんなにとっても今日が大切な日になってくれたらうれしいし、この時間をともにして、『明日からがんばろう』とまでは思わなくてもいいんだけど、私たちが少しでも力を与えられていたらいいなって思います」と素直な思いをぶつけた。
さらにナノ3は来年1月12日の日比谷野音でのワンマンをもって、グループが解散することをステージで改めて言及。「1月12日まで全力で駆け抜けていこうと思っています。今日のように楽しい瞬間や寂しくなるような瞬間も、BiSを好きな皆さんと駆け抜けていけたらと思っています。最後までよろしくお願いします」と語った。BiSはそんなナノ3の言葉に続いて「リフレイン」を披露。この曲は葛藤を抱えながらも誓いを果たそうといった思いを歌う、グループの活動初期からあるミディアムチューンとなっており、涙を浮かべて声援を送る研究員がいる中、メンバーは瞳をうるませながら歌を紡いだ。
解散ライブは来年1月、日比谷野音で
BiSの次回公演は10月26日に福岡・小倉FUSEで開催される。次回を含む「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」前項のチケットはすでに完売。なお1月12日の日比谷野音での解散ライブ「Finale of third BiS」のチケットは、ローソンチケットにて抽選先行予約を受け付けている。
公演情報
Finale of third BiS
2025年1月12日(日)東京都 日比谷公園野外音楽堂(日比谷野音)
ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE(※終了分は割愛)
2024年10月26日(土)福岡県 小倉FUSE
2024年11月3日(日・祝)愛知県 栄R.A.D
2024年12月26日(木)大阪府 LIVE HOUSE Pangea(※振替公演)
2024年12月28日(土)東京都 新宿MARZ
BiS−新生アイドル研究会-オフィシャル @BiSidol
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2024.10.06
“ALL FOR BiS,ALL FOR YOU LiVE”
📍仙台 LIVE HOUSE enn 2nd
音楽ナタリーにてライブレポート掲載中‼︎
photo by @kz0uk
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