この2曲は、DISH//のバンド結成10周年を記念したリテイクプロジェクト「再青」の第2弾として発表されたもの。「再青」では、バンドがこれまで発表してきた楽曲のリテイクバージョンが毎月1日に2曲ずつ配信される。
「birds(in 2022)」はすでに配信が告知されていたが、「愛の導火線(in 2022)」はリリース日まで曲名が伏せられていた。オリジナルバージョンが2016年にリリースされた「愛の導火線」は、DISH//のライブには欠かせない1曲。この曲について、泉大智(Dr)は「DISH//のライブでのキラーチューンですな。ライブで育てまくったこの曲を音源で是非聴いていただきたいです。熱量が半端ねえす」と語っている。
なお「愛の導火線(in 2022)」のジャケットビジュアル制作は、コラージュアーティストの五反田和樹が担当。暴発する激しい衝動や没頭をテーマに、さまざまなモチーフを用いて楽曲の世界観を表現している。
泉大智(DISH//)コメント
「愛の導火線(in 2022)」
DISH//のライブでのキラーチューンですな。
ライブで育てまくったこの曲を音源で是非聴いていただきたいです。熱量が半端ねえす。
五反田和樹 コメント
「愛の導火線(in 2022)」
相手に夢中なとき、多くの言葉でも言い尽くせないような、シンプルだけど複雑で情報量の多い感情があります。「愛の導火線」は、そのような言葉や行動を抑えようとしても止められない、夢中な様子を表現した楽曲と捉え、暴発する激しい衝動や没頭をテーマに制作しました。
自分や相手の所作の一瞬、没頭しているときにふと目に焼き付いて脳裏に残ってしまうような部屋の片隅や壁、皮膚や衣服の断片などを要素として使用しています。
細かく見ていくと、例えば液体は溢れ出す思いとして、ピストルを持つ手は暴発とするなど、直接的でもあれば暗喩とも捉えられるモチーフもあります。
また、楽曲が持つスピード感や気持ちのピークの状態がなるべくダイレクトに伝わるようにも配慮しました。感情や記憶、現実の混ざりによって自分と相手の境界がより曖昧になり、融合して導火線に火が点くというイメージも意識しています。 見るときの気分や状況によってフォーカスする視点や印象が少し変わりつつも、没頭の状態だけは強度があるような作品として、楽曲と一緒に見てもらえると嬉しいです。
音楽ナタリー @natalie_mu
DISH//がライブで育てまくった「愛の導火線」を新録、泉大智「熱量が半端ねえす」(コメントあり)
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