[THE ALFEE] 和幸の歴史を振り返る妄想ライナー

2007年9月4日 20:50 音楽ナタリー編集部

THE ALFEEの坂崎幸之助とサディスティック・ミカ・バンドの加藤和彦によるユニット「和幸（かずこう）」が9月12日にリリースするファーストアルバム「ゴールデン・ヒッツ」の試聴音源が、コロムビアミュージックのオフィシャルサイトにて公開された。

THE ALFEEとは？

高見沢俊彦（Vo, エレキギター）、坂崎幸之助（Vo, アコースティックギター）、桜井賢（Vo,B）からなる3人組。1974年にALFIE名義のシングル「夏しぐれ」でデビューする。熟練されたコーラスワークとメロディアスなサウンドが特徴。3人がそれぞれ異なった音楽性を持ち、フォークソングからプログレまで幅広い要素を取り入れた楽曲は幅広い層に支持されている。1982年以降は毎年夏に大規模な野外ライブを開催。代表曲は「メリーアン」「星空のディスタンス」「Promised Love」など。

12曲分用意された「妄想シングルジャケ」は和モノファン必見。ライナーでは「この時スタジオ掃除のアルバイトをしていたPaul Simonが小耳にはさみ、後に、この曲の影響で『Mrs.Robinson』が出来たと言われている」といった架空のバンド史が羅列されている。

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今回アップされたのは、アルバム収録曲の中から「生命（いのち）」「バラバラふたり」「モノリス—Om ye dharma hetu prabhava—」「見上げてごらん夜の星を」「みんなの地球」の5曲。

また、合わせて掲載された「特製楽曲ライナーノーツ」では、全曲の詳細とともに、'60～'70年代を彷彿とさせるドーナツ盤ジャケットのようなイメージフォトを見ることができる。

ちなみに、このライナーは架空の音楽評論家・夜妻一郎によるもので、「このライナーは妄想であり、登場する人物、事件、団体名その他は全て架空のものです」「全ては偶然の一致もしくは一時の気の迷いですので、深く考えないで下さい」という注意書きとともに掲載されている。加藤和彦が'60年代に結成していた「フォーク・クルセイダーズ」を思い起こさせる、ユーモア溢れるライナーは必見。ファンはぜひこちらのページもチェックしておこう。

商品情報

和幸「グレイテスト・ヒッツ」

COCP-34499 / 3150円（CD）
2007年9月12日発売
コロムビアミュージック

＜収録曲＞
01.生命（いのち）
02.サタデイナイト　ムービー
03.鎮静剤
04.黄昏のビギン
05.Sensored Mail
06.バラバラふたり
07.Her Hometown
08.モノリス
09.ナニモナイ
10.無貪
11.見上げてごらん夜の星を
12.みんなの地球
13.モノリス Live at Woodstep（Bonus Track）