FUNKIST、アジア最終予選で結婚お祝いサプライズ
2009年4月29日 20:52 1
ライブ開始時刻が迫ると突然、16名におよぶ東京ヴェルディの応援隊がサンバを奏でながらフロアに乱入。サッカーの応援さながらにバンドやメンバーの名前をコールしつつ会場の熱を上げていく。応援隊の退場と同時に会場が暗転。スクリーンに映像が映し出され、アルバム「SUNRISE 7」にもフィーチャーされた下條アトムのナレーションにあわせて1人ずつメンバーが登場し演奏を始める。最後にボーカルの染谷西郷が登場し、熱狂に包まれた会場に「ただいまー!」と挨拶。「BORDER」「沖縄」「春舞う季節」が続けざまにフルスロットルで演奏された。
染谷が観客に目をつむるように声をかけ、ベースのJOTAROが得意の「花火のものまね」を披露すると、「CHANIN feat.O.S.D. & Loco-passion」のイントロがスタート。会場中の人々が目をつむっている間にO.S.D.の502とさり、そして先頃解散したLoco-passionの3人のホーン隊がステージに登場しており、このサプライズな演出に観客の盛り上がりはますますヒートアップした。
「FUNKIST CUPのテーマソングだと思ってください」と紹介された新曲「ピースボール」は、テンポの速いラテン系ビートにシンガロングな掛け合いコーラスがのったナンバー。「雨の日の秋」では「みんなに見せたい景色があるんだ」という歌詞のとおり、カンボジア~南アフリカツアーでの現地の写真がステージ後方に映し出された。
「アースハウス」では世界各国のサッカーユニフォームを着けたダンサーが30名ほど登場。このダンサーが退場すると今度はLoco-passionのホーン隊が再び登場し、アルバムでは東京スカパラダイスオーケストラがホーンパートを担当した「GO NOW」の演奏に参加した。
大盛り上がりの「SUNRISE」で本編が終了した後、Aの文字とXの文字をそれぞれプリントしたタンクトップを着て、染谷とギターのヨシロウが2人だけでアンコールに登場。知る人ぞ知るユニット、クールメンズとしてシュールなナンバー「もみあげ」で会場を沸かせた。
クールメンズのライブが終わり他のメンバーが合流したところで、先日発表されたギター宮田とフルート春日井の結婚を祝うべく、メンバーが「一番大切なうた」を演奏するというサプライズが。満員の観客からの暖かい拍手に包まれた2人は感慨深げな表情をみせた。
メンバー全員がボーカルを取る「フレンズ」を披露して再びステージを去ったFUNKISTだが、さらなるアンコールの声は止まずもう一度ステージに登場。「月下のラスタカラー」を演奏し、最後に「せーの!」の合図とともに会場中で一斉にジャンプして、2時間半におよぶボリュームたっぷりのライブを締めくくった。
「FUNKIST CUP 栄光の背番号7 アジア最終予選FINAL MATCH Road to South Africa 2010」 2009年4月26日(日)SHIBUYA-AX セットリスト
01. BORDER
02. 沖縄
03. 春舞う季節
04. CHANIN feat.O.S.D.& Loco-passion
05. レイン29
06. style
07. 光
08. ピースボール(新曲)
09. ケイジアに吹く風
10. my girl
11. 即興
12. Don't cry baby(新曲)
13. 雨の日の秋
14. こどもたちのそら
15. Beautiful Star
16. アースハウス
17. GO NOW
18. SUNRISE
(EN1)
19. もみあげ~一番大切なうた
20. フレンズ
(EN2)
21. 月下のラスタカラー
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音楽ナタリー @natalie_mu
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