「幸せ者だ!」電波少女、客演ゲスト続々ワンマン大団円

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電波少女が昨日7月20日に東京・Shibuya Milkywayにてワンマンライブ「"THAT GIRL"~2nd Album"WHO"Release Party featuring Oneman LIVE~」を実施した。

電波少女とは?

2009年に複数のMCおよびトラックメーカーで結成されたユニット。幾度かのメンバーチェンジを経て、現在はラップ担当のハシシとNIHA-C、DJ&パフォーマンス担当のnicecreamからなる3人編成で活動している。2013年7月に1stアルバム「BIOS」を、2015年7月に全曲フィーチャリングゲストを迎えた2ndアルバム「WHO」を発表。同年12月にリリースしたiTunes Store限定シングル「COMPLEX REMIX feat. Jinmenusagi, NIHA-C」がiTunes Storeのヒップホップ / ラップのシングルチャートで1位を獲得する。2016年5月に7曲入りCD「パラノイア」をリリースし、同年11月よりヒッチハイク企画「“電波少女的ヒッチハイクの旅”47都道府県ストリートライブTOUR」を実施。2017年1月にヒッチハイクの旅を完遂し、夏にメジャーデビューを果たした。6月より3カ月連続で配信シングルを発表したのち、9月にメジャーデビューアルバム「HEALTH」をアリオラジャパンからリリース。2018年3月に新メンバーとしてNIHA-Cを迎え、7月に東京・TSUTAYA O-EASTで新体制初のワンマンライブ「OWARI NO HAJIMARI」を行った。2019年3月には新作CD「Q」をリリース。6月9日に大阪・クリエイティブセンター大阪 STUDIO PARTITAで10周年を記念した自主企画、8月9日に東京・TSUTAYA O-EASTでワンマンライブを行う。

電波少女「”THAT GIRL"~2nd Album"WHO"Release Party featuring Oneman LIVE~」の様子。(撮影:松本時代)

電波少女「”THAT GIRL"~2nd Album"WHO"Release Party featuring Oneman LIVE~」の様子。(撮影:松本時代)

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電波少女「”THAT GIRL"~2nd Album"WHO"Release Party featuring Oneman LIVE~」の様子。(撮影:松本時代)

電波少女「”THAT GIRL"~2nd Album"WHO"Release Party featuring Oneman LIVE~」の様子。(撮影:松本時代)[拡大]

このライブは彼らが7月8日に2ndアルバム「WHO」をリリースしたことを記念して行ったもの。アルバムはフィーチャリングゲストを迎えたコラボ曲で構成されており、ライブにも計10名のゲストが登場し会場を盛り上げた。

ハシシ(Rap)がユニットの名前が記されたタオルを掲げると、観客から大歓声が沸き上がる。そしてnicecream(Performance)がトラックを再生。メロウなイントロに乗せてRAqがステージに現れ、3人は「INVADER feat.RAq」でライブの口火を切った。

その後電波少女の2人は、1曲ごとにゲストを呼び込み次々と楽曲をパフォーマンスしていく。曲を終えるとゲストとの軽いトークを挟みながら、ライブを展開していった。「This world is クソゲー feat.SHAKABOOZ」「FRI_END feat.PA220 a.k.a mcgundam」といったアップチューンを畳みかけたあとには「NAVY BLUE」「Earphone」といったミディアムナンバーを投下するなど、緩急をつけたセットリストを披露していく。

ブレイクダンスを披露するnicecream。(撮影:松本時代)

ブレイクダンスを披露するnicecream。(撮影:松本時代)[拡大]

また中盤にはnicecreamによるダンスコーナーも。彼はコイパン、マチャ、マッシュとともにしなやかなブレイクダンスで観客を魅了した。徐々に動きはアクロバティックになり、4人は観客から喝采を浴びた。

ゲストを迎えながら計14曲を終えると、ステージにはハシシとnicecreamの2人が残り、宮崎弁でゆっくり話を始める。nicecreamは「こんなに俺らのこと観に来てくれる人がいるなんて信じられん」とうれしそうに語り、ハシシは電波少女がこれまでに幾度もメンバーチェンジに見舞われたことについて言及。「MCが1人という体制は初めてなんです。だって誰かとラップがやりたいから」と素直な心境を明かしつつも、「でも環境についてガタガタ言ってられないから、nicecreamと2人の今の体制でがんばっていきます! これからも応援よろしくお願いします」と力強く宣言した。

最後に彼らは2人で「Re:カールマイヤー」「Munchii Bear Cookiis 2015」をプレイ。「Munchii Bear Cookiis 2015」の後半には、各コラボアーティストが登場する。するとハシシは「幸せ者だ、俺ら」と喜びの言葉をこぼした。さらに電波少女はアンコールでも各ゲストとともに「キメラアント行進曲」をパフォーマンス。会場にはピースフルな空気が充満し、大団円のうちに電波少女のワンマンライブは終了した。

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電波少女「”THAT GIRL"~2nd Album"WHO"Release Party featuring Oneman LIVE~」
2015年7月20日 Shibuya Milkyway セットリスト

01. intro
02. INVADER feat.RAq
03. This world is クソゲー feat.SHAKABOOZ
04. FRI_END feat.PA220 a.k.a mcgundam
05. NAVY BLUE feat.コカツ・テスタロッサ
06. 蝸牛 feat.コカツ・テスタロッサ, Jinmenusagi
07. Earphone feat.Jinmenusagi
08. HIP HOP LIFE Remix
09. HIPHOPLIFE3 feat.抹 a.k.a ナンブヒトシ, NOBY
10. RAPSTAR feat.らっぷびと, 抹 a.k.a ナンブヒトシ
11. ぶた。 feat.NOBY
12. オルタネート feat.トップハムハット狂
13. オルタネートエラー feat.トップハムハット狂
14. MO feat.NIHA-C
15. Re:カールマイヤー
16. Munchii Bear Cookiis 2015
<アンコール>
17. キメラアント行進曲 feat.RAq, トップハムハット狂, NIHA-C, コカツ・テスタロッサ, Jinmenusagi, 抹 a.k.a ナンブヒトシ, NOBY

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