市川紗椰×小西康陽、表参道のカフェで鉄道走行音に耳を傾ける

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小西康陽プロデュースのシングル「夜が明けたら」でCDデビューを果たしたモデルの市川紗椰が、シングル発売日となった昨日5月13日に東京・TOWER RECORDS CAFE表参道店にて記念イベントを行った。

市川紗椰

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小西康陽(左)と市川紗椰(右)によるトークの様子。

小西康陽(左)と市川紗椰(右)によるトークの様子。

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写真集「市川紗椰 / 夜が明けたら」の購入者にサインする市川紗椰。

写真集「市川紗椰 / 夜が明けたら」の購入者にサインする市川紗椰。

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イベントはプロデューサーの小西をゲストに招いてのトーク形式。2人はシングル制作のいきさつやレコーディング秘話、お互いの印象などについてざっくばらんなトークを繰り広げた。

「夜が明けたら」は浅川マキが1969年にシングルで発表した楽曲をカバーしたもの。市川とそのスタッフはシングルで歌う楽曲の選定に難航していたが、小西が「夜が明けたら」を提案するとすぐにイメージが固まり、満場一致でこの曲に決定したという。

レコーディングでは独特の表現力を持つ浅川の歌をカバーすることにプレッシャーを感じたという市川に対し、小西は「今日はこれを言いに来たと言ってもいい」と前置きした上で「レコーディングは本当に素晴らしかったですよ。市川さんはとにかく音程がよくて、今どきのレコーディングはだいたいピッチを修正するんですけど、市川さんは直しなしです」とそのボーカリストとしてのセンスを絶賛。市川は「今までアフレコなどは体験したことがありましたけど、音楽ではもちろん初めてで。一流の機材と一流のミュージシャンがいて、その空間にいるだけでも幸せでした」と初レコーディングの様子を振り返った。そして「レコーディングのエピソードを踏まえた上で」と「夜が明けたら」の試聴を行うと、市川は「大音量でみんなの前で聴くのはちょっと恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべた。

なお今回のシングルには、鉄道マニアとして知られる市川がプライベートで録り溜めてきた電車の走行音から厳選した10種が“ボーナストラック”として収められている。小西いわく「業界騒然」のこのボーナストラックについて、市川が「マニアの人はもっとちゃんと録ってると思うんですけど、私は車両の違いを楽しむために録っているだけなので。ちゃんと録ればモーターで今何が動いているかわかるんですけど……」と“録り鉄”トークを展開した。イベントではこのボーナストラックの中から「闊歩」と題されたトラックを試聴することに。表参道のカフェにレールのきしむ音が鳴り響くという不思議な光景が広がったが、小西は「これ、映像もあったらそれだけでイベントできそうですね。市川さんの走行音イベントやりましょう」と興味津々。市川も「解説を付けたら面白さがわかってもらえるかもしれない。小西さんが関わってくれるなら」と少しだけ前向きな姿勢を見せた。

イベントの最後には小西が、今作に続いて「アルバムもやってみたい」とさらなるコラボレーションを希望すると、市川も「ぜひやってみたいです。面白そう」と返答した。ファンは今後の展開に期待しておこう。

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