POLYSICSとthe telephones、熱狂のロンドン公演大成功

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POLYSICSthe telephonesが9月25日(現地時刻)に、合同ヨーロッパツアーのロンドン公演を行った。

POLYSICSが9月25日に行ったロンドン公演の様子。(Photo by Chiaki Nozu)

POLYSICSが9月25日に行ったロンドン公演の様子。(Photo by Chiaki Nozu)

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the telephonesが9月25日に行ったロンドン公演の様子。(Photo by Chiaki Nozu)

the telephonesが9月25日に行ったロンドン公演の様子。(Photo by Chiaki Nozu)

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フランス、ベルギーでのライブを経てPOLYSICSは5年ぶり、the telephonesは初となったこの日のロンドン公演。会場のライブハウス「The Underworld」にはロンドンのロックキッズが多数集まり、中には手作りのPOLYSICS Tシャツやツナギ&バイザー姿のファンもいるなど、500人キャパのフロアは超満員の盛況ぶりとなった。

地元のバンドが1組演奏したあと、現地時刻21:00からthe telephonesのライブがスタートする。石毛輝(Vo, G, Syn)はロンドンでも第一声から「Are you DISCO?」とシャウト。観客はなんのことだかわからないまま大歓声で応え、石毛はさらに「Rise your hands!」と呼びかける。バンドは1曲目「It’s Alright To Dance (Yes!!! Happy Monday!!!)」からそのパフォーマンスをスタートさせた。

ほとんどの観客がthe telephones初体験となるこの日のライブで、オーディエンスの視線はスパンコールTシャツ姿で縦横無尽に動き回る岡本伸明(Syn, Cho)のダンスに釘付け。しかし「Monkey Discooooooo」「I Hate DISCOOOOOOO!!!」といったライブアンセムが続くと、最初は派手な動きに圧倒されていた観客も、楽曲の魅力に気付いたのかイントロから「ウォーウォーウォー」の大合唱で盛り上がっていく。

バンドは続いて「Broken Government~理想の世界~」「3, 2, 1 right now!!!」「HABANERO」「Don't Stop The Move, Keep On Dancing!!!」を投下。初期の人気曲から11月にリリースする最新シングル収録曲までを惜しみなく届けていく。そして日本のライブでは恒例の「We are DISCO!!!」のコール&レスポンスにも果敢に挑戦し、ロンドンのオーディエンスが大喜びで「DISCO!!!」と叫ぶ中、ラストナンバー「Keep Your DISCO!!!」で会場はさらにヒートアップ。最後は「DISCO!!!」の大合唱に包まれて、the telephonesは約45分のステージを終えた。

続いてこの日のヘッドライナーを務めるPOLYSICSがステージに登場する。ハヤシ(Vo, G, Syn)が「We are Back! London!」と叫び「Heavy POLYSICK」「Buggie Technica」からライブをスタートさせると、超満員のフロアは待ってましたとばかりに両手を上げて盛り上がる。

フミ(B, Vo)がボーカルをとる「How are you?」から「Young OH! OH!」へと続いたあとは、アルバム「Weeeeeeeeee!!!」収録の「Sparkling Water」と「Lucky Star」を披露。さらに「ムチとホース」「Raptus」「Quiet Smith」で会場の温度はますます上昇していく。MCでハヤシが「Do you remember "TOISU" ?」と呼びかけ、「TOISU」はPOLYSICSが広めた新しい挨拶だと手書きのボードを交えながら必死に英語で説明すると、ロンドンっ子は笑顔で「TOISU!」と応え、POLYSICS考案の挨拶が万国共通であることを証明してみせた。

そしてバンドは「MEGA OVER DRIVE」「DNA Junction」を挟んで、「I My Me Mine」と「Baby BIAS」を演奏。これらはPOLYSICSが4人編成で頻繁に海外ツアーを行っていた頃の人気曲とあって、イントロが鳴った瞬間にフロアからはひときわ大きな歓声が上がる。「Baby BIAS」でその場にいた全員がハヤシの「バンザイダンス」に合わせてジャンプする景色はこの日のハイライトとなった。

そして本編最後は「Weeeeeeeeee!!!」で締め。ライブ中に終始英語でMCをしていたハヤシはこの曲のエンディングで「ほんとマジありがとう」と日本語でポロッと言ってしまう。現地ファンからの大歓迎を受け感極まったハヤシの、素の感情が垣間見える場面となった。

本編終了後には「POLYSICS! POLYSICS!」とアンコールを求める野太い声が止まず、ファンの声に応えて再登場したPOLYSICSは「Let's ダバダバ」を演奏。「DABADABA!」の大合唱がフロアを包み込んだ。そして「Electric Surfin' Go Go」をもってPOLYSICSによる5年ぶりのロンドン公演は終了。POLYSICSとthe telephonesという強烈な個性を持った2組が国境や言語の壁を越え、バンドの熱を余すところなく届けた一夜となった。

POLYSICS WORLD TOUR OR DIE!!! 2013 "Weeeeeeeeee are in Europe!!!"
2013年9月25日 ロンドン The Underworld セットリスト

the telephones

01. It’s Alright To Dance (Yes!!! Happy Monday!!!)
02. Monkey Discooooooo
03. I Hate DISCOOOOOOO!!!
04. Broken Government~理想の世界~
05. 3, 2, 1 right now!!!
06. HABANERO
07. Don't Stop The Move, Keep On Dancing!!!
08. Keep Your DISCO!!!

POLYSICS

01. Heavy POLYSICK
02. Buggie Technica
03. How are you?
04. Young OH! OH!
05. Sparkling Water
06. Lucky Star
07. ムチとホース
08. Raptus
09. Quiet Smith
10. MEGA OVER DRIVE
11. DNA Junction
12. I My Me Mine
13. Baby BIAS
14. Weeeeeeeeee!!!
<アンコール>
15. Let's ダバダバ
16. Electric Surfin' Go Go

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