超ときめき♡宣伝部がフルオーケストラと共演するワンマンライブ「billboard classics 超ときめき♡宣伝部 オーケストラ超最強説‼」が2026年2月1日に東京・すみだトリフォニーホールで開催される。
この公演では小室哲哉、倉木麻衣ら数々の著名アーティストと共演してきた藤原いくろうによる指揮・編曲のもと、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が演奏を担当。等身大の青春を描いた超とき宣の楽曲の世界をストーリー性のあるライブとして届ける第1部、超とき宣のヒットチューンをダンスパフォーマンスとともに披露する第2部に分けて公演が行われる。6人の歌声をじっくりと堪能できるライブ環境や、普段とは異なる視点で選曲されたセットリストが特徴だ。
音楽ナタリーでは本公演の開催に向け、超とき宣メンバーと藤原にインタビュー。過去に一度共演経験のある両者に、今回のコンサートに対する思いを語ってもらった。
取材・文 / 近藤隼人撮影 / 堅田ひとみ
公演情報
billboard classics 超ときめき♡宣伝部 オーケストラ超最強説‼
2026年2月1日(日)すみだトリフォニーホール 大ホール
<出演者>
超ときめき♡宣伝部
指揮・編曲:藤原いくろう
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:榊原大
3年前の初共演は「緊張しすぎて記憶がない」
──とき宣と藤原さんは、2023年1月に開催されたコンサート「アニソンNew Year Special ~ガラ・コンサート2023~」ですでに一度共演されていますが、藤原さんはとき宣に当時どのような感想を抱きましたか?
藤原いくろう とき宣の皆さんとは、そのときが初対面で。正直に言うと、グループに対する印象をあまり持っていないままご一緒したんですけど、フルオーケストラでクリックのない状態でしっかりパフォーマンスされていたので、すごいなと思いました。
菅田愛貴 うれしい……!
藤原 それってとても難しいことなんですよ。普段、アーティストの皆さんはクリックを拠りどころにして歌いますが、実はオーケストラの音って微妙にテンポが遅れるんです。
坂井仁香 すごい緊張したよね。
菅田 ど緊張でした。
辻野かなみ 緊張しすぎて記憶がないです(笑)。ダンスを踊らず、歌だけでのパフォーマンスだったので、楽屋でずっと歌の確認をしていました。ステージ上で聞こえてくる音が普段と違うから、どこに合わせて歌ったらいいか、いっぱいいっぱいでした。
吉川ひより 楽曲のテンポも変わりますし、いつものライブと比べて自分たちの歌声が前面に出る印象があるので、少しでもミスをしたらお客さんに伝わっちゃうかなって。そこがすごく緊張するポイントでした。
小泉遥香 普段のライブでは聞けないような楽器の音がたくさん鳴っていて、そこがオーケストラの魅力だなと思いました。そのときに披露した曲の中でも「STAR」が特に思い出深くて。もともと大好きな曲なんですけど、「いい曲だな」とより一層感じました。壮大な空間の中で歌えて楽しかったですし、とても素敵な経験になりました。
坂井 “普段ない音がある”というだけでなく、“普段ある音がない”んですよ。歌い始めるタイミングを見失なっちゃうんです。いつもは意識しなくてもタイミングばっちりに入れるようなパートでも、すごく集中しなきゃいけない。ただ、緊張はしたけど、私も楽しかったです。音楽だけに集中して歌を歌うという経験が新鮮でした。もっとクオリティを高められると思うので、2月のライブもがんばります!
杏ジュリア 生のオーケストラの演奏に合わせて歌うのが初めてだったので、私もとても新鮮に感じました。オーケストラの迫力やエネルギーがすごくて、ぜいたくだなと思いながら歌っていました。生バンドでのライブも経験していますけど、それとはまた違った音圧を感じて楽しかったです。あと、コンサートが開催されたのが私とおはるちゃん(小泉)の誕生月で、ステージ上でオーケストラの演奏でお祝いしていただいたことがいい思い出になっています。
坂井 豪華だよね。
辻野 うらやましかった(笑)。
藤原 そのとき、2人に指揮者体験をしてもらったんです。本人たちは自分が指揮しているつもりが、実はその後ろで僕が本当の指揮をしていて、2人に向けて「ハッピーバースデートゥーユー」が生演奏されるというドッキリでした(笑)。
小泉 一生の思い出です!
とき宣にずっとラブコールを送っていました
──藤原さんは2025年9月に、とき宣の結成10周年ツアーの横浜アリーナ公演を鑑賞されたんですよね。2023年1月に初共演されたときはまだ「最上級にかわいいの!」や「超最強」がバズる前で、とき宣はそこから大きな飛躍を遂げましたが、彼女たちの最新のライブを観てどんなことを感じましたか?
藤原 普段、アイドルの方のライブを観ることはほとんどないんですけど、すごくパワフルで、素晴らしいパフォーマンスでした。お客さんもとても熱くて、いいファンの方たちだなと。前回共演させていただいたときは「STAR」「きっとスタンダード」「ギュッと!」「すきっ!~超ver~」の4曲をやりましたが、その時点で可能性を感じていて、ずっと事務所にラブコールを送っていたんですよ。そして今回やっと実現できることになりました。
小泉 藤原さんがまた一緒にやりたいとおっしゃってくれていると、スタッフさんから聞いて驚きました。
坂井 前回共演させていただいたときも「また一緒にやりましょう」と言ってくださいましたが、失礼ながらよくある社交辞令を言ってくださっているのかなと……。でも、本当に実現してくださって驚きましたし、すごくうれしかったです。
辻野 しかも今回はワンマンライブという形で、4曲だけじゃなく、もっとたくさんの曲数を披露できるんですよね。
小泉 前回はほかのアーティストさんもいらっしゃって、とき宣はゲストのうちの1組だったからね。
藤原 4曲だけでしたが、あのときに一度フルオーケストラでのライブの経験ができてよかったんじゃないかな。それぞれ感覚をつかめたところもあるでしょうし。
吉川 アイドル人生の中で、オーケストラをバックに歌う機会をいただけるとは思っていなかったです。
菅田 信じられない経験でした。
辻野 それと同時にすごく焦って、ボイトレの予定をいっぱい入れた記憶があります(笑)。
吉川 それまではオーケストラとアイドルという組み合わせを想像できていなかったですし、また新たな機会をいただけてうれしいです。藤原さんからラブコールをいただいていたということを、記事の中で大きな見出しにしてほしいです(笑)。
坂井 オーケストラとの共演を通して、歌の表現の幅を広げていきたいですね。
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歌詞の世界観をつないで1つのストーリーに




