映画「
一条岬の同名小説を映画化した本作は、歌を作る時間をともにしながら互いを愛おしむ2人の10年間を描いたラブストーリー。道枝が詩作をひそかな趣味とする水嶋春人、生見が文字の読み書きが難しい発達性ディスレクシアを抱えた遠坂綾音を演じた。道枝とは「今夜、世界からこの恋が消えても」以来のタッグとなる三木孝浩が監督を務めている。
道枝の「セカコイ」は、韓国において邦画実写映画の歴代2位となる観客動員数125万人の大ヒットを記録。今回の舞台挨拶も道枝と生見の登壇が発表されると、計7500席のチケットが約3分で即完。道枝がひと足先に韓国の地に到着すると、空港で待ちわびた約600人のファンの熱烈な歓迎を受けたという。
会見で現地の記者から「セカコイ」によって「日本の青春映画の顔になった」と評された道枝。「当時よりも成長した姿を見せなければというモチベーションで挑みました」と「君歌」への思いを述べつつ、「青春映画の顔と言われるとすごく恐れ多いですが、うれしい気持ちでいっぱいですし、より一層がんばっていきたいと思います」「『君歌』も『セカコイ』と同じくらい皆さんに愛していただきたいです」と伝えた。
韓国のファンの間では韓国語の「ミチゲッタ」(=狂いそう・おかしくなりそう)と名前の「道枝駿佑」をかけた、“ミチゲッタシュンスケ”という愛称で親しまれている道枝。この呼び名については、「こんなにもしっくりくるというか、ピンとくるニックネームはほかにないと思います(笑)。皆さんに呼んでいただけてうれしい気持ちでいっぱいです」と吐露した。
今後参加したい韓国の作品や、挑戦したい新たなジャンルや役柄について問われ、「韓国の作品に参加したい思いは常にあるので、そのために韓国語を勉強して、いつでも話せるように準備しておく努力が必要だなと感じています。僕はこれまで学生役を演じることが多かったので、刑事など他の職業の役柄にも興味がありますし、自分のイメージとは真逆の犯人役や猟奇的な役柄にも挑戦してみたいです」と明かす場面もあった。
4月4日からは生見も合流。上映後の舞台挨拶にそろって登壇すると、道枝には「みっちー!サランヘー(愛してる)!」と熱烈な応援が飛び交い、生見にも「かわいいー!」という声が。ティーチインでは司会からの呼びかけに大勢の観客が一斉に挙手をし、その熱量の高さをうかがわせた。
「劇中で綾音が歌う曲で、特に愛着があるのは?」という質問に、生見は「『春の人』です。綾音が春人のことを思いながら初めて自分で作詞した曲なので、すごく思い出があります」と回答。撮影で苦労した点について、生見は「未経験の歌とギターでしたが、ライブシーンが多かったので、とても緊張しました」と振り返り、道枝は「涙を流すシーンが多かったことです。自分はここまでだったら持っていけるという感情の幅みたいなものを知ることができ、すごく学びがあった撮影でした」と明かした。
現地のファンの熱い感想と止まらない質問に、2人は1つひとつ丁寧に回答。司会に本作を観るべき理由を問いかけられた客席から「1つ目は道枝駿佑がいるから、2つ目は生見愛瑠がいるから、3つ目は2人の組み合わせがとてもいいから!」という愛のある回答が飛び出すと、道枝と生見は「カムサハムニダー!」と満面の笑みで、感謝を伝えた。
多数の舞台挨拶や取材など、怒涛のスケジュールを駆け抜けた2人。プロモーションの合間には、ソウルの歴史的な名所・景福宮(キョンボックン)と、韓屋スタイルの街並みが特徴的な恩平韓屋村(ウンピョン・ハノックマウル)を訪問し、韓国の文化に触れる機会もあった。
3日間の日程を終えて、道枝は「時間は短くても、韓国のファンの皆さんがその分、愛を伝えてくれるので、とても濃い時間でした」、生見は「温かい方が多くて、すごく楽しかった。本当にありがたいです。今回のプロモーションで、海外の方にも作品が届いていることを肌で感じることができて、うれしかったです」と語った。
「君が最後に遺した歌」は全国で公開中。
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映画ナタリー @eiga_natalie
道枝駿佑は“日本の青春映画の顔”、生見愛瑠と韓国へ 「君が最後に遺した歌」に現地熱狂
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