心中天網島

心中天網島

シンジュウテンノアミシマ

[R-18] / 上映時間:104分 / 製作:1969年(日本) / 配給:ATG=表現社

解説 篠田正浩が10年来構想を練っていた近松門左衛門の浄瑠璃を映画化。脚本に詩人の富岡多恵子と音楽家の武満徹が参加している。紙屋治兵衛は、女房子供のある身で女郎・小春と深いなじみになり、ついには女房を捨て小春と情死行に至る。前半の浮世絵の複写や、巨大な文字の壁などで構成されたユニークなセットが舞台となり、後半の道行きや心中の場面はロケ撮影となっている。墓地での濃厚なラブシーンや、最後の鮮烈な心中シーンに治兵衛と小春の情熱的な愛と性が象徴的に表現される。成島東一郎の白黒の映像と、武満の音楽が独特の雰囲気を作っている。女房と遊女の二役をこなす岩下志麻の演技も高く評価された。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:篠田正浩

キャスト

おさん/小春:岩下志麻
中村吉右衛門
太兵衛:小松方正
孫右衛門:滝田裕介
大和屋:藤原釜足
五左衛門:加藤嘉
おさんの母:河原崎しづ江
お杉:左時枝
女将:日高澄子
黒衣頭:浜村純

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