本作の物語は、ある善良な弁護士が刺殺されたことから始まる。容疑者として浮上した男の「私がやりました。“すべての事件”の犯人は私です」という自供によって解決したはずだったが、容疑者の息子・倉木和真と、被害者の娘・白石美令は互いの父の言動に違和感を抱く。「なぜ父は殺人を犯したのか?」「なぜ父は殺されないといけなかったのか?」とそれぞれに思いを抱える和真と美令。出会ってはいけない2人が手を取り合ったとき、“真実”が揺れ動くのだった。
和真役の松村は「『心から平和に生きてほしい』と願っていた人を疑わなければならない辛さを表現することが、演じるうえで大切な部分だと考えていました」と振り返り、「入口から出口まで没入して、皆さんと共に考えながら観ていただけると思います。人の想いが生み出すミステリー、かなり見応えのある作品です」とアピールする。一方で、美令を演じる今田は「情報が溢れている今の時代に、他人の意見に流されずに自分が疑問に思ったことを貫き通すことができる彼女にとても力を感じました」と役柄の印象を吐露。「ミステリーでありながら、二人を応援したくなるような物語です。最後の展開はすごく驚きがありながらも、切なく温かい気持ちになれる作品です」と魅力を語った。
また岸は「東野さんが原作に込めた深く悲しいテーマを、どのように映像化すべきなのか。模索を続けながらのぞんだ撮影でしたが、松村北斗さん、今田美桜さんの演技、その多彩な感情表現を目の当たりにするうちに、輪郭がくっきりと浮かび上がってきました」と制作を述懐。東野は「かなり複雑な構造で、太さや光沢、硬さなどまるで千差万別な糸が編み込まれた織物のようなものです」と原作を表現し、「その糸を一旦解きほぐし、映像として編み直したらどんなものが出来上がるのか、今からとても楽しみです」と期待を寄せている。
「白鳥とコウモリ」の配給は松竹が担当する。
松村北斗 コメント
出演のお話をいただいた時、東野圭吾さんの世界観に入れるのが楽しみでした。
私が演じる倉木和真という役柄は、父に対して特別な感情を抱いています。「心から平和に生きてほしい」と願っていた人を疑わなければならない辛さを表現することが、演じるうえで大切な部分だと考えていました。
奥行きのある演出をされる岸監督をはじめ、スタッフの方々の力を借りながら、撮影に臨んでいます。
本作は入口から出口まで没入して、皆さんと共に考えながら観ていただけると思います。人の想いが生み出すミステリー、かなり見応えのある作品です。
今田美桜 コメント
ストーリーの展開が本当に面白くて、原作を読んでいて没入しました。
白石美令という役は、凛として冷静に物事を見ている女性だと思います。情報が溢れている今の時代に、他人の意見に流されずに自分が疑問に思ったことを貫き通すことができる彼女にとても力を感じました。
ミステリーでありながら、二人を応援したくなるような物語です。最後の展開はすごく驚きがありながらも、切なく温かい気持ちになれる作品です。岸監督の穏やかな人柄が伝わった安心感のある現場で、その魅力をしっかり伝えられるように頑張ります。
岸善幸 コメント
事件はなぜ起こったのか、加害者の息子と被害者の娘は「本当のことを知るため」に出会ってしまう。
東野さんが原作に込めた深く悲しいテーマを、どのように映像化すべきなのか。模索を続けながらのぞんだ撮影でしたが、松村北斗さん、今田美桜さんの演技、その多彩な感情表現を目の当たりにするうちに、輪郭がくっきりと浮かび上がってきました。
主演のお二人をはじめ、キャストの皆さんの息をのむような演技にも支えられ、撮影は順調に進んでいます。たくさんの人がこの作品に出会い、感じてもらえたら何よりも幸せです。
東野圭吾 コメント
殺人事件を扱ったミステリ小説の多くは、犯人が判明することによって幕を閉じます。
しかし本作はそこが始まりで、被害者遺族と加害者家族の苦悩がストーリーの中心となっています。かなり複雑な構造で、太さや光沢、硬さなどまるで千差万別な糸が編み込まれた織物のようなものです。その糸を一旦解きほぐし、映像として編み直したらどんなものが出来上がるのか、今からとても楽しみです。
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れんこんメリケンサック @Renc_on
岸監督だ!
それにしても東野圭吾作品の映像化は留まることを知らないな...
そもそもの小説の作品数が半端ないんだろうけど🦢🦇
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