瀬那和章の同名小説をもとにした本作は、現代人の悩みを“動物の求愛行動”から解き明かし、幸せになるヒントを描く“アカデミック・ラブコメディ”。生活情報誌の編集部で働く柴田一葉が恋愛相談コラムの立ち上げを任され、動物の求愛行動を研究する准教授・椎堂司を訪ねることから物語が展開していく。上白石が一葉役、生田が動物以外に興味がない司役を担った。
シシドは超女王様気質のカリスマモデル・灰沢アリア役で参加。宮澤は一葉の上司でありよき理解者・紺野幸子役、仁村は一葉の飲み仲間でカメラマンの橘環希役で起用された。小雪は、一葉が所属する生活情報誌「リクラ」編集部を改革するためにやって来た新たな編集長・藤崎美玲を演じる。新キャストによるコメントは以下の通り。
シシド・カフカ コメント
こんなに大切なことだけを見つめられる女性は、一体どんな経験をしてきたのか。
口は悪いけれど素直でシンプルな灰沢アリアを興味深く観察しています。
人間ばかり複雑で大変だと感じてしまいがちですが、野生動物だって生きることに、子孫を残すことに必死。
それでも大切な事は見失わない姿を知り気付かされます。
実際にこんなコラムがあったら楽しいだろうなと、想像せずにはいられません。
ノンジさんをはじめ、ご一緒したことのある方が多い現場で、和気あいあいと作品に臨め
ています。
宮澤エマ コメント
初めて日本テレビのドラマにレギュラー出演させていただきます!
私は一葉を支える編集部の上司・紺野幸子役を演じます。こんな上司いたらいいな、と思うほど仕事は頼れるのに恋愛はだいぶこじらせ気味というギャップが愛らしく、演じていて楽しい人物です。
上白石萌歌さんと仁村紗和さんとの“仕事帰りの飲みシーン”では恋愛話をしていることが多いのですが、カメラが回っていなくても話が止まらないくらい楽しくて、2人とも初共演ですが最初からリラックスして撮影に挑めています。そしてドラマ版では恋愛だけでなく仕事や家族の悩みもリアルにありそうな設定が多いので、ついつい空き時間にスタッフさんも巻き込んでいろんな談義をしています。
どんな立場でも、恋をしていても(したくなくても)悩みは尽きないからこそ、本能むき出しの“動物たち”からヒントをもらって一葉たちが前に進む姿にきっと、背中を押してもらえるような瞬間があると思います。ぜひ楽しんで観ていただけるように最後まで頑張ります!
仁村紗和 コメント
橘環希役を演じます、仁村紗和です。
たくさんの動物の知識と人間関係の“あるある”が楽しくて面白くてとても共感できて、脚本を読んだ時、とてもウキウキしました。ゾンビ映画好きなのは、環希と私の最大の共通点です。キャストの皆様の個性が光りそうなキャラクターやセリフも多くて、演じるのがすごく楽しみでした。誰かを愛したり愛されたりすることは学校で教わることではないから分からなくて当然で、育った環境も場所も見た目も、考えも何もかも違う人間同士が社会生活をしている中で、私に足りない何かを野生の動物たちの生き方を通して教えてもらうことがたくさんあります。不器用に生きている私たちだって自分に素直に心に浮かぶことを大切にしながら本能的に生きて良いんだよ!と背中を押してくれるドラマだと思います。いろんなことがあるけど!シンプルに!私は君が好きだよ!と言いたくなる感じ。そんな作品です。伝わりますかね(笑)。
小雪 コメント
はじめに本を読ませていただいて、現代の社会を生きる大なり小なりの悩みやテーマを抱えた大人たちの生きざまをポップにユーモラスに描いた作品だと感じました。
今作は主人公の一葉がひょんなことから「動物の求愛行動」から少しずつヒントを得て成長していくラブコメディですが、編集部という職場を通して恋愛だけでなく、仕事や人間関係においての「愛や情熱」をもって問題に立ち向かう大切さも教えてくれる温かい物語です。
私の演じる藤崎は編集長という一見厳しそうな、いわゆる「デキる仕事人」ですが、そんな藤崎の背景にも優しさや弱さが混在しており、それをより繊細に表現できたらと思いながら演じさせていただいております。
土曜ドラマ「パンダより恋が苦手な私たち」番組情報
放送局・放送日時
日本テレビ系 2026年1月期 毎週土曜21:00~
スタッフ・キャスト
原作:瀬那和章「パンダより恋が苦手な私たち」
脚本:根本ノンジ
演出:鈴木勇馬 / 松田健斗 / 苗代祐史
出演:上白石萌歌 / 生田斗真 / シシド・カフカ / 仁村紗和 / 宮澤エマ / 小雪ほか
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