「バーフバリ」「RRR」で知られる
同作の物語の詳細は現段階で明らかになっていないが、ムービーには紀元前から言い伝えられているインドの神々の姿が。圧倒的なスペクタクルで紡がれる映像表現の一端も確認できる。主人公ルドラを演じるのは、「リシの旅路」の
インド・ハイデラバードにある映画スタジオのラモジ・フィルム・シティでは、現地時間11月15日に製作発表イベントが開催された。会場に設置されたスクリーンの大きさは、グランドシネマサンシャイン 池袋のIMAXシアターの約2倍。世界各国のメディアに加え、総勢5万人もの観客が詰めかけた。
まずは各キャラクターのイメージムービーに合わせてキャスト2名とラージャマウリが登場。プリトヴィラージ・スクマーランは、数年前にラージャマウリからメッセージを受けたそうで「『次回作のヴィランを演じないか? 会心の出来と言っていい』と。脚本を読んで5分で心を奪われた。監督のスケールとビジョンと野心。それはインドを代表する映画監督が未踏の世界に挑む姿そのものだ。僕が受けた最初の衝撃は映画を観たら皆さんにもわかる」と伝える。プリヤンカー・チョープラー・ジョナスもラージャマウリに感謝を述べ「あなたは先見の明を持っていて、“誰もできなかった方法”でインド映画を世界に導いた」とコメントした。
そしてラージャマウリは「私はいつも新しい映画の制作に入るときはどんな映画になるか語るのが慣例だ」と前置きし、「本作に関して言えば“言葉より映像”で物語らなければならない」とプロモーションムービー制作のきっかけを話す。「マヘーシュの父であり偉大な映画監督クリシュナはテルグ語映画の技術を刷新した。そんな監督の息子が主演の映画で、私も新たな技術を導入できるのを誇らしく思う」と言い、同作が全編IMAXカメラで撮影されていることも打ち明けた。
その後にプロモーションムービーの上映が終わると、マヘーシュ・バーブが牛に乗って花道に登場する。彼は「まるで夢のような映画です。一生に一度関われるかどうかの企画だと思う。だから必要な努力は惜しまない。みんなの期待に応えたい。そして何よりも監督の期待に応えたい」と心境を吐露。本作について「全インドの誇りとなる。今日のイベントでタイトルが発表され、映像が公開された。この後に続く世界は人々の想像を間違いなく超えていきます」と語りかけ、観衆を熱狂の渦に包んだ。
朝比奈ヒヅル @hizuru_asahina
また画が強いな。 https://t.co/DhnWCPH9A5