童話「シンデレラ」をモチーフにした北欧発のホラー映画「The Ugly Stepsister(英題)」が、「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」の邦題で2026年1月16日より東京・新宿ピカデリーほか全国にて公開される。
本作は、「シンデレラ」に登場する義姉妹の1人を主人公としたゴシック・ボディホラーだ。母レベッカの再婚のため、妹アルマとスウェランディア王国へやって来たエルヴィラ。彼女は、淑女たちの憧れの存在であるユリアン王子の花嫁になることを夢見ていた。新しい家族となる義姉妹のアグネスは、家柄に恵まれたとても美しい女性。一方のエルヴィラは、矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こぢんまりとした鼻、つぶらな瞳の持ち主だった。しかし、アグネスの父が急逝したことで事態は一変。レベッカはアグネスをおとしめ、エルヴィラを国王の花嫁にするために、彼女に身体改造を施していく。
エルヴィラを演じるのは子役からキャリアをスタートさせ、モデルとしても活躍しているリア・マイレン。監督を務めたエミリア・ブリックフェルトは、本作が長編デビューとなる。本作は第29回富川ファンタスティック国際映画祭でグランプリと観客賞を受賞。今年の第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた。
YouTubeで公開された予告編には「あなたは感じたことありますか? 自分は劣等で、無価値で、臆病で、孤独で、愛されず、醜いと」という文字とともに、華やかなドレスで着飾る女性たちと、家族から嘲笑され、鏡に映る自分を見つめるエルヴィラの様子が映し出される。やがて王子の花嫁候補を集める舞踏会の招待状がエルヴィラのもとに届き、母の勧めにより彼女は美しくなるために身体改造の世界に足を踏み入れていく。あわせて解禁されたキービジュアルでは、“シンデレラの靴”越しにこちらを見つめるエルヴィラに、「王子様はわたしのもの」というキャッチコピーが添えられている。
「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」はスターキャットアルバトロス・フィルムが配給する。
※「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」はR15+指定作品
映画「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」予告編
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