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本作は、野原しんのすけ率いるカスカベ防衛隊がダンスコンテストに出場するためにインドを訪れる物語。邪悪な力に導かれたボーちゃんが“暴君(ボーくん)”となり、世界を揺るがす力を手に入れるさまが描かれる。ゲスト声優として賀来賢人、バイきんぐが参加した。
冒頭にはしんのすけ、ボーちゃんが大歓声を浴びながら登場し、しんのすけは会場前方を走り回ると「ナマステ~!みんなに会えるの楽しみにしてたんだぞー!」と挨拶。対して冷静に会場を見渡すボーちゃんは「今日は会いに来てくれてありがとう! みんなと歌って踊れるの、すっごく楽しみにしてた!」と喜びをあらわにした。
その後、声優陣が登場すると会場のボルテージはさらに上昇。小林は「台本を読んだときから『応援上映やりたい!』とずっと思っていて、今日その夢が叶いました。いつもよりもテンションが上がって落ち着かない(笑)」と興奮した様子を見せ、観客と「ナマステ!」「ファイヤー!」のコール&レスポンスを繰り広げる。公開後の20日間で観客動員数152万人、興行収入18.3億円を記録したことが告げられると、橋本は「公開前は『どうしよう…』と不安でいっぱいでしたが、ホッとしました」と吐露した。
物語の鍵を握るボーちゃん役を担った佐藤は「こんなにセリフを発したのは30年演じていて初めて。舞台挨拶ではシャキシャキしゃべっているので驚く人が多いかもしれません。普段はこんな感じですよ!」とコメント。“カスカベ防衛隊”のキャストのみでイベント登壇するのが初だと明かされると、マサオくん役の貞友は「やっとお声が掛かりましたね!」と笑顔に。風間くん役の真柴が「コロナ禍もあり、皆さんになかなかお会いできなかったから……」と目を輝かせると、貞友は「もう(クレヨンしんちゃんは)人生ですよ。しんちゃんとともに生きているんです」と感慨深げに述べ、周囲から「いいこと言うー!」と賛辞を贈られていた。
イベント前には、池袋で開催されている同作のコラボカフェに行ったというキャスト陣。小林が「みんなで行きました。エモくないですか?」と発言すると、佐藤は「写真を撮りまくりましたね、キャラと声優を一緒に撮っていくみたいな。めちゃめちゃ盛り上がりました」と述懐。さらに「メニューがすごく凝っていて、お料理も飲み物もみんなかわいい。ぜひ行ってみてください!」と推薦した。
発声上映に向けて「どこで声を出したらいい?」と質問が飛ぶと、まず手を挙げた小林は「『オラはにんきもの』がフルバージョンで流れるんです。『パニック パニック パニック みんなが あわててる』のところでは『しんちゃーん!』とコールしてください。この一言が欲しい!」とレクチャー。佐藤は「ボーちゃんにも歌と踊りがありますが、初見で合いの手を入れるのはなかなか難しいかな……。簡単なところで『ボ』とか『ボー』とか言ったりするので、一緒に叫んでください」と呼びかける。さらにネネちゃん役の林は「防衛隊のみんなががんばるところで“推し”に声を掛けてほしい。愛のある応援を!」とアピール。貞友は「『声掛けしなきゃ』って思わなくても大丈夫。手拍子でもなんでもOKです。皆さんの前向きな気持ちが、この映画を盛り立ててくれますから!」と伝えた。
最後に小林は「皆さんはもう“カスカベ防衛隊”の一員ですから、たくさん声を聞かせてください。この夏は灼熱ですが、映画館はとっても涼しい。ぜひ2回、3回、100回と観に来ていただければうれしいです」と語りかけた。
「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」は全国で公開中。
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