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イベントには、炭治郎役の
「鬼滅の刃」シリーズは、2019年に放送されたテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」から始まり、「
下野は、これまでの物語を振り返りながら「(テレビアニメが)始まった頃は、ただただうるさいやつがやって来たなという評価があったりして、どうやって善逸を演じていこうか試行錯誤しながらここまでたどり着けた。愛されるキャラクターになって本当によかったなって思います」と述懐。善逸の声で「禰󠄀豆子ちゃーんっ!」と叫ぶ一幕もあった。松岡は「最初の頃は『味方の空気感を一切出さないでください』とディレクションがあった。鬼がやって来たんじゃないかというミスリードに近い演技をしました。それはもう僕の大好物なので(笑)、楽しみながら演じさせていただきましたね」と当時を回想した。
「鬼滅の刃 遊郭編」で宇髄は炭治郎たちと共闘し、上弦の陸・妓夫太郎と堕姫を倒した。「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」では上弦の肆・半天狗、上弦の伍・玉壺との熾烈な戦いが描かれた。小西は「炭治郎たちは本当に頼もしくなりましたね。よくぞここまで踏ん張って生き残ってくれた」とたたえる。河西は「炭治郎からたくさんの言葉をもらった。彼ががんばってくれたからこそ刀鍛冶の里を救うことができたので、(鬼殺隊の先輩として)誇らしい気持ちでいっぱいです」と語った。
花澤は「『刀鍛冶の里編』でのみんなの戦いっぷりは素晴らしかった。炭治郎くんとの絆がしっかりと芽生えた章でもありました」と笑顔を浮かべる。花江が「この2章は本当に大変でした。倒しても倒しても、どんどん強い鬼が出てくる……」とこぼすと、松岡は「弱気なこと言うんじゃねえ!」と伊之助節を炸裂させる。松岡の隣にいた下野は「急に大きい声出さないでよ!」とビクビクしていた。
上田は、MCからカナヲの変化や成長について尋ねられると「まだまだ変化している段階ではありますが、自分の意思で言葉を発したり行動することができてきて、登場するたびに新しい表情を見せてくれる。がんばれと言ってくれた炭治郎にありがとうという気持ちです」と明かす。花澤が「しのぶさんがずっと『うん、うん』と頷いてます」と言うと、早見は「自分の気持ちを素直に言えるようになりましたね」とほほえんだ。
「刀鍛冶の里編」では玄弥のバックボーンも描かれている。岡本は「目が血走っていて嫌なやつというイメージが皆さんの中でも強かったと思います。不死川家に何が起きたのか、その過去がわかってからは印象も変わったのかなと。表情も柔らかくなって、兄貴に会いたいという気持ちも……。ここからがスタートだと思っています」と述べる。関は「てめえ(玄弥)は早く鬼殺隊を辞めろ!」と実弥のように言葉を吐き捨て、会場を沸かせた。
また「鬼滅の刃 柱稽古編」で頭角を表す悲鳴嶼を演じている杉田は「平和を不条理に奪おうとする存在が眼前まで来ています」と、「無限城編」で描かれる無惨との決戦に期待を込める。櫻井は「『立志編』で義勇は直感から炭治郎に手を差し伸べる。それが『柱稽古編』の第2話で、今度は炭治郎に手を差し伸べられる。私自身、すごく胸が熱くなりましたね」と明かした。
最後に花江は「これから炭治郎たちは本当に壮絶な戦いを繰り広げます。ぜひ皆さんも劇場にお越しくださった際には、炭治郎たちと一緒に“心を燃やして”応援していただけたら」とメッセージを送る。イベントでは、花江らがそれぞれのキャラクターをイメージした提灯を増上寺に奉納し、ヒットを祈願。15体の“みに隊士”も駆け付け、彼らによる「じゃぱんつあー2025」の開催が発表された。詳細は特設サイトで確認を。
「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は、7月18日に全国でロードショー。総監督は近藤光、監督は
※竈門禰󠄀豆子の「禰󠄀」は「ネ+爾」が正しい表記
※鬼舞辻無惨の「辻」は点1つのしんにょうが正しい表記
おおとも ひさし @tekuriha
劇場版「鬼滅の刃」キャスト13名が集結、花江夏樹「“心を燃やして”応援してほしい」 - 映画ナタリー
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