「原爆スパイ」予告解禁、18歳の天才物理学者がソ連に国家機密を流した動機とは

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「フープ・ドリームス」「スティーヴィー」などで知られるスティーヴ・ジェームズが監督を務めたドキュメンタリー映画「原爆スパイ」の予告編がYouTubeで公開された。

「原爆スパイ」場面写真

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「原爆スパイ」場面写真

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1945年の第2次世界大戦下、「マンハッタン計画」において科学者J・ロバート・オッペンハイマーのもと、原子爆弾の研究・開発に最年少の18歳で参加した天才物理学者テッド・ホール(セオドア・アルヴィン・ホール)。米国による“原爆の独占”を危険視した彼は、開発にかかわる国家機密情報をソ連へと密かに流していた。本作は、原爆投下に疑義を突き付ける彼の人生の軌跡と、“スパイの父”とともに歩んだ家族の物語を紐解くドキュメンタリーだ。なお本編にはテッド・ホール、妻のジョーン・ホールらが登場する。

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このたびYouTubeで公開された映像には、テッド・ホールに関する「驚くべき知性の持ち主だ」という証言や、テッドをどう処遇すべきか問われた中性子爆弾の開発者サミュエル・T・コーエンが「射殺だ」と話す様子が映し出される。テッド・ホールがソ連へ情報を流した動機について「思いやりかな」と答える過去のインタビュー映像も収められた。

「原爆スパイ」は8月1日に広島・八丁座で先行上映され、8月2日に東京・ユーロスペースで公開。以降、全国で順次上映予定だ。

映画「原爆スパイ」予告編

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© Participant Film

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タダーヲ @Tadawo1976

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