「ジョーズ」公開50周年記念のドキュメンタリー登場、サメ保護活動に与えた影響も

映画「ジョーズ」の公開50周年を記念したドキュメンタリーが、7月17日にナショナル ジオグラフィック TVでテレビ初放送される。

1975年に公開されるや大ヒットを飛ばし、世界中の映画ファンに衝撃を与えた「ジョーズ」。ナショナル ジオグラフィックが贈るドキュメンタリーでは、映画の舞台裏を監督のスティーヴン・スピルバーグが自ら振り返った。壊れやすい機械式のサメとの戦いや天候不順による撮影の遅れなど、スピルバーグが「この映画でキャリアが終わるかもしれない」と危機を感じるほどトラブル続きだったという撮影の裏側が語られる。

映画のキャストやクルーに加え、映画音楽を手がけたジョン・ウィリアムズも出演。また、ジェームズ・キャメロン、J.J.エイブラムス、エミリー・ブラント、キャメロン・クロウ、ジョージ・ルーカス、グレッグ・ニコテロ、ジョーダン・ピール、スティーヴン・ソダーバーグ、ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスら多数の映画人が登場し、自身の活動や映画界に「ジョーズ」が与えた影響について語る。スピルバーグと原作小説を手がけたピーター・ベンチリーの個人アーカイブから提供された貴重な未公開映像が使用された。

番組では映画がその後のサメの保護活動に与えた影響も掘り下げる。人々のサメに対する認識を変えるほどの大きな影響力を持ち、サメへの恐怖心を好奇心に変えた一面もあるという「ジョーズ」。海洋保護の活動家や科学者たちとの対話を通して、数世代にわたるサメの保護活動にどのような影響があったのかが明らかになった。監督を務めたのは「ジョン・ウィリアムズ／伝説の映画音楽」を手がけたロラン・ブーズロー。

独占！「ジョーズ」50周年：スピルバーグが語る伝説の裏側

ナショナル ジオグラフィック TV 2025年7月17日（木）20:55～22:30
※7月25日深夜に再放送あり

ディズニープラス 2025年7月11日（金）配信開始