「燃ゆる女の肖像」「大いなる自由」渋谷で限定上映、“プライド月間”である6月に

2

63

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 7 22
  • 34 シェア

LGBTQ+の権利や文化、コミュニティへの支持を示し祝福する“プライド月間(Pride Month)”である6月。このたび、同性愛をテーマとした「燃ゆる女の肖像」「大いなる自由」が、6月13日から26日まで東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で上映されるとわかった。

「燃ゆる女の肖像」ビジュアル ©Lilies Films

「燃ゆる女の肖像」ビジュアル ©Lilies Films

大きなサイズで見る(全10件)

「燃ゆる女の肖像」場面写真 ©Lilies Films

「燃ゆる女の肖像」場面写真 ©Lilies Films[拡大]

「燃ゆる女の肖像」場面写真 ©Lilies Films

「燃ゆる女の肖像」場面写真 ©Lilies Films[拡大]

セリーヌ・シアマが監督を務めた「燃ゆる女の肖像」では、18世紀のフランス・ブルターニュの孤島を舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズと、彼女の肖像を描く画家マリアンヌの恋模様が描かれる。アデル・エネルがエロイーズ、ノエミ・メルランがマリアンヌを演じ、第72回カンヌ国際映画祭では脚本賞とクィアパルム賞を受賞した。

「大いなる自由」ビジュアル©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions

「大いなる自由」ビジュアル©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions[拡大]

「大いなる自由」場面写真©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions

「大いなる自由」場面写真©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions[拡大]

「大いなる自由」は、男性の同性愛が禁じられていた第2次世界大戦後のドイツで、愛する自由を求め続けた男の20年をつづった物語。刑法175条のもと自身の性的指向を理由に繰り返し投獄されるハンスと、同房の殺人犯ヴィクトールが長い年月を経て絆を育むさまが映し出される。ハンス役で「希望の灯り」のフランツ・ロゴフスキ、ヴィクトール役でゲオルク・フリードリヒが出演し、セバスティアン・マイゼが監督を務めた。第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門で審査員賞に輝いている。

Bunkamuraル・シネマで封切られた両作品。「燃ゆる女の肖像」は日本公開から約5年を経てのリバイバル上映となり、各種サービスで未配信の「大いなる自由」は劇場公開時以来の再上映となる。

※「大いなる自由」はR15+指定作品

映画作品情報
映画作品情報

この記事の画像(全10件)

読者の反応

  • 2

河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto

「燃ゆる女の肖像」「大いなる自由」渋谷で限定上映、“プライド月間”である6月に https://t.co/UwaB9UC5iq

コメントを読む(2件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 燃ゆる女の肖像 / 大いなる自由 / セリーヌ・シアマ / ノエミ・メルラン / アデル・エネル / セバスティアン・マイゼ / フランツ・ロゴフスキ / ゲオルク・フリードリヒ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。