アジアショートドラマアワードは、日本・中国・韓国が共同で立ち上げた国際アワードで、再生数やSNSでの話題性、海外展開の実績などをもとに、ショートドラマの優れた作品や俳優、配信プラットフォームを総合的に評価するもの。短尺コンテンツの可能性に光を当て、アジア発のエンタテインメントの新たな基準を作ることを目的としている。
受賞に際し、八木は「とても驚きましたし、第1回ということで記念すべき最初の受賞者に選ばれたことを心から嬉しく思っています」とコメントを寄せ、「僕自身、新しい“引き出し”が生まれた作品だったと思います」「この作品に携わったすべての皆さんに感謝し、僕自身これからも、1人の人間として、1人の俳優として、1人のアーティストとして誠実にひとつひとつの作品と向き合っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします」とも伝えた。
授賞式には、脚本家・プロデューサーの鈴木努が登壇した。なお同作はショートドラマ配信アプリ「UniReel」にて配信中。
FANTASTICS八木勇征 メッセージ映像(第1回アジアショートドラマアワード 最優秀俳優賞受賞)
八木勇征 コメント
FANTASTICSの八木勇征です。この度は、「第1回アジアショートドラマアワード」で「最優秀俳優賞」という素晴らしい賞をいただくことができ、とても光栄です。ありがとうございます。受賞の知らせはマネージャーさんから聞いたのですが、とても驚きましたし、第1回ということで記念すべき最初の受賞者に選ばれたことを心から嬉しく思っています。
「最期の授業」という作品では、命や生徒たちと向き合いました。演じる前も、演じているときも、作品が終わったあともすごく考えさせられる役だったなと改めて感じています。1人1人の命に対して向き合う1人の人間としてのあり方や、なぜこういう経緯に至ったのかなど、役に対してのアプローチやどういうバックボーンがあって挑むのかということをすごく考えた作品でした。僕自身、新しい“引き出し”が生まれた作品だったと思います。なので、今思い返してもあの日々をすごく新鮮に感じます。
撮影中のエピソードなのですが、プロデューサーの鈴木努さんと生徒役の子たちとの距離感について話し合い、カメラが回っていないときの接し方で今までと違ったアプローチをしました。楽屋や待機場所も先生役の僕と生徒役の俳優のみなさんを別々の場所にしてもらい、あえて話をする環境を作りませんでした。もちろん、撮影が終わったあとは楽しく話しましたが、撮影期間は話しませんでした。それが作品にいい緊張感を生み出せた理由のひとつだと思います。生徒役の子たちには、あのとき怖い思いをさせてしまって申し訳なかったなと思います(笑)。
この作品に携わったすべての皆さんに感謝し、僕自身これからも、1人の人間として、1人の俳優として、1人のアーティストとして誠実にひとつひとつの作品と向き合っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします。
鈴木努(脚本・プロデュース)コメント
映像を通してこの世の中に生きた証を残そうと誓って作った「最高にパンクな作品」。素敵な賞を受賞できたこと、心から嬉しく思います。
八木勇征さんが“教師であり怪物である”主人公を圧巻の集中力で演じてくれました。八木さんのあの“狂気”の演技は、現場で見ていても鳥肌が立つほどで、その覚悟の芝居が、作品のリアリティを生み出しました。そこに呼応した若い俳優の皆さんの熱いお芝居がまた一段、作品を押し上げてくれました。
“俳優・八木勇征”さんの覚悟と情熱に、心から敬意を表します。受賞、おめでとうございます。
このチャレンジングな作品を作るチャンスをくれたCOL武川さん、HUUM家城さん他、製作委員会の皆さま、作品を共にした松永洋一監督、坪ノ内プロデューサー、QREATION米永圭祐さん、関戸かのんさん、塩崎茜さん他、スタッフの皆さまに感謝申し上げます。
松永洋一(監督)コメント
八木さん、受賞おめでとうございます。今でも、あの短くも濃密な時間が忘れられません。
この受賞は、あの時この作品に携わった全ての人にプライドと勇気を与えてくれます。
それはこの作品に魂を込めてくれた八木さんのお陰です。「先生」の目の芝居や息遣いに見える深い悲しみ、
体全身から湧き出てくる怒りに恐怖しないヒトはいないでしょう。
観て頂く方々に、この作品が映画やテレビに負けないコンテンツだと証明出来たのがたいへん嬉しいです。
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八木勇征、第1回アジアショートドラマアワードで最優秀俳優賞に輝く、受賞作は「最期の授業」
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