同作は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルにした物語。島根県で生まれ育った主人公・松野トキが外国人の英語教師と出会い、怪しい話好きという共通点から次第に心を通わせるさまが描かれる。高石がトキ、
2人はトキの親戚・雨清水(うしみず)家の人々を演じる。「マッサン」以来に連続テレビ小説に参加する堤は、松江藩に名をはせる上級武士で文武両道のエリート・雨清水傳(うしみずでん)役に起用された。変わりゆく時代の中で、トキをはじめ多くの没落士族に手を差し伸べようと尽力する人物だ。堤は「貧しくても明るい家族の絆で結ばれた物語で、生きる活力があふれています。その雰囲気がそのまま撮影現場にも広がっていて、全体が明るく楽しく進んでいると感じています」とコメントした。
そして連続テレビ小説初出演の板垣は、雨清水家の三男・雨清水三之丞(うしみずさんのじょう)役を担う。三之丞は家の中に居場所がなく、トキたちの仕事場に入り浸っている青年。演じる板垣は「はたから見れば世間知らずなお坊ちゃんかもしれませんが、彼が彼なりに抱える葛藤や苦悩、時代に翻弄されるさまを全て抱きしめて誠心誠意、少しのおかしみも持ちながら演じていきたいです」と思いをつづった。
「ばけばけ」は今秋から放送される。脚本は映画「子供はわかってあげない」やドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などで知られる
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
堤真一 コメント
朝ドラ出演は「マッサン」以来、約10年ぶりです。「ばけばけ」で僕が演じる雨清水傳は、時代の流れの中で武士から商売に転じるのですが、生産性を追い求めるのではなく、働く人のことを大切にする、懐の大きな人物だと思います。ここでは、時代が移りゆく中で非常に苦しい生活を強いられる人たちが描かれていますが、貧しくても明るい家族の絆で結ばれた物語で、生きる活力があふれています。その雰囲気がそのまま撮影現場にも広がっていて、全体が明るく楽しく進んでいると感じています。読み物としても大変面白い脚本なので、これは絶対に良い作品になると思いますし、僕自身、とても期待しています!
板垣李光人 コメント
こうして「ばけばけ」という作品に参加させていただけること、そして初めて朝ドラに携わらせていただけること、大変光栄に思います。演じる雨清水三之丞という役は、はたから見れば世間知らずなお坊ちゃんかもしれませんが、彼が彼なりに抱える葛藤や苦悩、時代に翻弄されるさまを全て抱きしめて誠心誠意、少しのおかしみも持ちながら演じていきたいです。今からこの世界の中で半年間生きることができると思うと楽しみでなりません。わくわく、どきどきしながら、「ばけばけ」を皆さまもぜひお楽しみください!
pun→35th L'Anniversaryまで生きる!!! @punpunmaru2322
高石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」新キャストは堤真一、板垣李光人 - 映画ナタリー
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