「ばけばけ」は、没落士族の娘である小泉セツをモデルにした物語。島根県で生まれ育った主人公・松野トキが、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師ヘブンと出会い、怪しい話好きという共通点から次第に心を通わせる様子が描かれる。トキを演じるのは「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの
北川が演じるのは、トキの親戚・雨清水(うしみず)タエ。名家に生まれ何不自由なく育ち、凛とした気品と厳しさを兼ね備える。トキに武家の娘としての教養を厳しく教え、
北川は今回の発表に際し、「国のために生き、国に翻弄された姫を、心を込めて演じます。タエの身の上に起きたことが決して架空のお話ではなく、その時代に起きていたことだと理解して、最後まで役と向き合っていきたいと思います」と述べる。雨清水家の役衣装写真も到着した。高石、制作統括・橋爪國臣のコメントは下記の通り。
「ばけばけ」は今秋から放送。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
高石あかり コメント
タエがトキに向ける愛情は、とても深く、近くで見守ってくれているだけで力になってくれる心強い存在です。
そして、タエの持つ真の強さはトキに大きな影響を与えていると思います。
北川さんが役に入っていく瞬間がすごく好きで、たたずまいやまとう空気が一気に変わっていきます。
そんな北川さんが本読みの場で、コメディ部分に思わず笑っている姿を見るとお芝居とのギャップでドキッとしてしまいます。
北川景子 コメント
今回私が演じます雨清水タエは、松江藩で代々家老を務めた家の出で、三十人近い奉公人にかしづかれ育ったお姫様です。
タエは文明開化の真っただ中で、華族制度が廃止されたにも関わらず、時代の移ろいについていくことができません。
姫として教養を受け育ち、武家の誇りを持ち生き続けてきたのに、ある日突然生活能力を身につけて働けと言われても、タエは戸惑うばかりで時代にアジャストするという価値観はありません。
タエは最後まで誇りを捨てることなく生きていくのか、子どもたちのために誇りを捨て、一度死んだつもりで生きるのか、決めなくてはならなくなります。
国のために生き、国に翻弄された姫を、心を込めて演じます。
タエの身の上に起きたことが決して架空のお話ではなく、その時代に起きていたことだと理解して、最後まで役と向き合っていきたいと思います。
橋爪國臣(制作統括)コメント
タエというキャラクターは、明治時代になっても武家としての誇りと矜持を持ち続ける女性です。時代が移り変わる中でも変わることなくいるように見える一方、心のなかには葛藤を抱き続けています。この役をどなたに演じていただくか考えた時、真っ先に思い浮かんだのが北川景子さんでした。
トキに、厳しくも愛情深く接するタエを、役への強い思いをもって演じてくださっており、とても目を引くシーンになっています。北川さんの凛としたたたずまいと芝居で、タエという女性を唯一無二の説得力を持って表していただいています。
堤真一さん、板垣李光人さんとともに、雨清水家がとても魅力的です。
北川景子の映画作品
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北川景子が朝ドラ「ばけばけ」出演、高石あかり演じる主人公を見守る親戚役に - 映画ナタリー
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