シャンタル・アケルマン監督作「ジャンヌ・ディエルマン」製作50周年の記念上映が決定

1

101

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 13 58
  • 30 シェア

シャンタル・アケルマンが監督した「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」の製作50周年を記念し、5月2日から8日まで東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で特別上映が行われる。

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」ビジュアル

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」ビジュアル

大きなサイズで見る(全3件)

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」場面写真

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」場面写真[拡大]

同作は、湯を沸かし、ジャガイモの皮を剥き、買い物に出かけ、洗濯をするといった平凡な暮らしをしながら、息子が学校に通う間に売春を行う主婦ジャンヌの3日間を描いた作品。永遠に続くと思われた日常が徐々に狂い始め、ジャンヌは取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう。デルフィーヌ・セイリグがジャンヌを演じ、ジャン・ドゥコルトジャック・ドニオル=ヴァルクローズもキャストに名を連ねた。

英国映画協会が10年ごとに選出する「史上最高の映画(The Greatest Films of All Time)」の2022年度版ランキングで1位に輝いた同作。セリーヌ・シアマは「『ジャンヌ・ディエルマン』は常に心にある1本」、ソフィア・コッポラは「『SOMEWHERE』を撮るときに影響を受けた」と語り、「CLOSE/クロース」の監督ルーカス・ドンは18歳で鑑賞した当時を「それまで人生で見てきたものがすべて違って見えるようになった」と振り返っている。

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」の配給はコピアポア・フィルムが担う。

この記事の画像(全3件)

© Chantal Akerman Foundation

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

シャンタル・アケルマン監督作「ジャンヌ・ディエルマン」製作50周年の記念上映が決定
https://t.co/PJbw6vpgYm

#シャンタルアケルマン https://t.co/5JzqMrsd5j

コメントを読む(1件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地 / シャンタル・アケルマン / デルフィーヌ・セイリグ / ジャン・ドゥコルト / ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。