同作は、湯を沸かし、ジャガイモの皮を剥き、買い物に出かけ、洗濯をするといった平凡な暮らしをしながら、息子が学校に通う間に売春を行う主婦ジャンヌの3日間を描いた作品。永遠に続くと思われた日常が徐々に狂い始め、ジャンヌは取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう。
英国映画協会が10年ごとに選出する「史上最高の映画(The Greatest Films of All Time)」の2022年度版ランキングで1位に輝いた同作。セリーヌ・シアマは「『ジャンヌ・ディエルマン』は常に心にある1本」、ソフィア・コッポラは「『SOMEWHERE』を撮るときに影響を受けた」と語り、「CLOSE/クロース」の監督ルーカス・ドンは18歳で鑑賞した当時を「それまで人生で見てきたものがすべて違って見えるようになった」と振り返っている。
「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」の配給はコピアポア・フィルムが担う。
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シャンタル・アケルマン監督作「ジャンヌ・ディエルマン」製作50周年の記念上映が決定
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