本作は警察に連行されたスズキが霊感が働くと称し、都内に仕掛けられた爆弾の存在を予知することから始まるミステリー。秋葉原での爆発を皮切りに、1時間おきに3回爆発が起こることを刑事たちに伝えた彼は、次第に爆弾に関する謎めいたクイズを出し始めるのだった。
呉勝浩による同名小説を、「帝一の國」「キャラクター」で知られる
佐藤は「スズキタゴサクという男を世に産み落とした呉勝浩氏に、あらん限りの感謝を申し上げる」とコメント。また「悪のカリスマと呼ばれるキャラクターには必ず哲学があるのが特徴ですが、スズキタゴサクにはそれがない。普通のおじさんのような風貌で、赤提灯好きな私と同じような人です」と紹介する。出演が決まる前から原作小説を読んでおり、自分との類似点も多いことから、今回の役には運命的なものを感じているそう。その特徴である円形脱毛症も佐藤の発案で実際に剃り上げて作った。
山田は「『爆弾』の魅力は、スズキタゴサクにあると思っています」と断言し、共演した佐藤について「こういう俳優さんになっていかなければと思わされました。怪物だと思います」と畏敬の念を示している。
YouTubeで公開中の特報には、類家とスズキが不敵に笑い合う様子から幕開け。「爆弾をすべて見つけられたら私の勝ちだ」と冷静に言い放つ類家を前にしても、興奮で笑いが止まらないスズキの姿が切り取られた。
映画「爆弾」特報
山田裕貴の映画作品
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映画「爆弾」山田裕貴と対峙する“スズキタゴサク”は佐藤二朗、公開日や特報も解禁 https://t.co/Mm9c085VwG
原作:呉勝浩『爆弾』講談社文庫